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袋状の実が可愛らしい

フウセンカズラ

フウセンカズラ
科名:ムクロジ科
学名:Cardioapermum halicanabum
別名:バルーンバイン
原産地:熱帯アメリカ アフリカ インド
つる長:2m-3m
開花期:7月-9月

難易度バー バー バー バー バー (やさしい)
耐寒性バー バー バー バー バー (よわい)
耐暑性バー バー バー バー バー (ふつう)

フウセンカズラとは

種子
種子
果実の断面
果実の断面

つる性の一年草でまきひげを出し、それをフェンスや他の植物に絡ませながらぐんぐん伸びて3mほどの長さに達します。

夏に緑がかった白色の小さな花を咲かせます。花自体はさほど目立ちませんがその後にできる紙風船のような形をした袋状の果実が可愛らしくユニークです。果実は径3cmほどで内側はホオズキのように空洞になっており、最初は明るいグリーンで熟すと茶色に変わります。ひとつの果実からタネが3つとれます。 熟したタネは全体が黒くハート型の白い模様ができる可愛らしい姿です。

熱帯性の植物で、暑い夏にぐんぐん伸びて果実を付け、冬には寒さで枯れます。タネがよくできるので秋に採ったタネは保存しておいて春にまきます。

由来

属名のカルディオスペルマムはギリシア語のカルディア(心臓)とスペルマ(種子)からなり、種子に白いハート型の模様があることにちなみます。

種類

〔〕内は学名、C..はCardioapermum の略。

フウセンカズラの仲間(カルディオスペルマム属)は熱帯アメリカ、アフリカ、インドなどに約14種類が存在しますが、その中でも観賞用に栽培されているのはフウセンカズラ〔C. halicanabum〕だけです。果実が径1.5cmほどと小さなコフウセンカズラ〔C. halicanabum microcarpum〕も知られています。

育て方

栽培カレンダー

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
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タネまき
    バー バー          
肥料
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日当たり・置き場所
日当たりと水はけの良い場所を好みます。

水やり・肥料
肥料を好む植物です。真夏をのぞいて月3回ほど液体肥料を与えます。ただし、チッソ分の多い肥料を与えると果実が落ちる原因にもなります。できればリン酸分の多い肥料を使いましょう。

かかりやすい病気・害虫
特にありません。

植え付け・用土
水はけの良い土であれば、特に選ばずによく育ちます。

ふやし方
春に芽が出て夏に花(果実)を付け冬には枯れてしまう一年草なので、毎年タネをまいて育てます。

タネは発芽率がよいですが気温が低いと発芽しません。発芽適温は20~25℃で、まき時は遅霜の心配のなくなる4月下旬~5月です。あわてて早まきせず、気温が充分上がってからタネをまきましょう。タネをまいた後は軽く土をかぶせて芽が出てくるまで乾かさないように管理しましょう。

タネは箱やビニールポットにまいて、ある程度の大きさ(本葉4~5枚)になったら植え付けてもよいですし、鉢やプランター、庭に直接まいて成長の遅いものや弱々しいものを間引きながら育ててもよいでしょう。植え付ける数は6~7号鉢(直径18cm~21cm)に3株くらいが目安です。

手入れ
気温の上昇とともにぐんぐんと生長していくので、早めに支柱を立ててつるをからませる準備をしておきましょう。フェンスやトレリスに絡ませるのもよいでしょう。鉢植えにする場合はアサガオによく使うあんどん支柱を使うと場所もあまりとらない上に見栄えもよいです。

ある程度伸びてきたら、芽先を摘みます。そうするとワキから新たに芽が出てきてよく茂ります。

ポイント
・タネまきは春に充分暖かくなってから
・早めに支柱を立てる
・生育期は肥料を与える

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