| フジ(藤) マメ科 |
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春から夏に伸びた枝の中で充実した短い枝に翌年の花芽を付けます。放任しておくとつるは長くぐんぐん伸びますが肝心の花芽が少なくなります。というのは、茎葉を伸ばす「栄養生長」が旺盛になると花や実を育てる「生殖生長」が弱まるためです。 翌春咲く花芽が形成されるのは7月下旬から8月にかけてですので、伸びる勢いの強い枝があれば7月上旬頃につるの先端を切るか手で摘み取り、つるがそれ以上長く伸びないようにし「栄養生長」を抑え「生殖生長」を促してあげます。また、それとは別に日光が十分株の内側まで当たるようにするため混み合った箇所があれば枝を切って整理します。 冬の剪定は樹形をバランスよく整えるのが目的でこちらがメインの剪定です。開花時期に樹形が乱れていると美しさも半減します。 冬の剪定は落葉期に行うのが基本です。この時期には花芽と葉芽が肉眼で区別できます。花芽の方が葉芽に比べてふっくらと丸みのある形をしています。長く伸びすぎた枝や花芽の付いていない枝を切り、樹形を整えます。できるだけ花芽を多く残して枝を切るようにしましょう。ノダフジ系は花芽とは芽の区別がやや付きにくいので不安ならあまり大胆に切らない方がよいかもしれません。
日当たり〜半日陰の場所で育ちます。寒さで強く北海道南部より南であれば植栽可能です。 地植えのものは適地に植え付けていれば特に水を与える必要はありません。鉢植えのものは土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。 肥料は2月頃に骨粉や油かすなどの有機質肥料を株元にばらまきます。また、花後に化成肥料を少量施します。肥料のチッソ分が多いとは夏木が悪くなるので気をつけます。 軽い土より粘質でやや重く湿潤な土を好みます。藤棚が池のそばなどにつくられることが多いのは、フジが乾燥を嫌う性質のためです。 植え付けは冬の落葉期であれば随時可能です。植える場所にはあらかじめ堆肥や腐葉土を混ぜ込んでおきます。 また、地植えにしているものをほりあげて鉢植えにしたり他の場所に移す場合は、できるだけ根を切らずに先端まで丁寧に掘り上げ、長い根がたくさん付いている状態にしましょう。フジは太い根を切られるのを非常にいやがります。この長い根をできるだけ残して掘り上げる方法を「追い堀り」といいます。 鉢植えのものは大きな鉢に植え替えると根の成長が活発になり茎葉はよく伸びますが花芽が付きにくくなるので、あまりむやみに植え替えをしないほうがよいです。 また苗木を鉢植えにする場合も現在の根がすっぽりと収まる程度の大きさの鉢にしておき、あまり大きな鉢に植え替えないことが花付きをよくするポイントです。
さし木、接ぎ木でふやすことができます。 さし木の適期は3月〜4月、花後〜7月です。接ぎ木は3月頃に行います。 ’フ’からはじまる植物 マメ科 花木・庭木 つるが伸びる植物 |