常緑性の低木で、南ヨーロッパなど地中海沿岸西部が主な原産地です。花茎は下向きに垂れ下がって、その先に壺を逆さにしたような形の小さな白い花をたくさん付けます。何となく花の雰囲気が同じツツジ科のドウダンツツジに似ています。花は基本的に11月〜12月頃に咲きますが、やや不定期咲きのようです 開花と同じ頃、昨年の花の果実が熟します。果実は直径1.5cmほどの球形で緑色→オレンジ色→赤色と徐々に色づいて変化していく様子がたのしいです。赤く熟した果実の表面はいぼいぼになっており、その様子がイチゴを連想させるところから、「イチゴノキ」の名前があります。 葉っぱは暗めの緑色をしていて長さ6cm〜10cm、細めの楕円形で、フチの部分が細かいギザギザになっています。さわると革質でぶ厚い感じがします 熟した果実は食用にできます。生食には適していないようでジャムや果実酒にして利用されます。
2.樹皮 3.葉っぱ
■ツツジ科特有の性質 根が細根性で酸性の土壌を好むなど、ツツジ科特有の性質をもっておりそれを理解することが栽培の上でのポイントにもなります。基本的には丈夫な植物で、一度根付くとあまり手間はかかりません ■剪定は枝抜き程度 細かい枝がたくさん出る性質があり、放任して置いてもある程度まとまった樹形に整います。風通しや日当たりを良くするために内側の混み合った部分の細かい枝や枯れ枝、樹形を乱すような長い枝を切り詰める「枝抜き」程度でじゅうぶんです。作業は2月下旬〜3月中終わらせてしまいましょう。花の咲いている11月〜12月頃に、既に翌年の花のつぼみが枝先につくられますので枝先を切り詰める刈り込みは避けましょう ■移植が難しい 一度植え付けて根付いてしまうと掘りあげて他に移すといった移植作業が難しい植物です(細根性で移植を嫌う)。最初に植え付ける場所をよく考えましょう。 ■適した土壌 水はけが良く肥えた土が適しています。水はけの悪い粘土質の土壌では良く育ちません。また、他のツツジ科の植物同様に弱酸性〜酸性の土壌を好みますので、土に酸性の性質を持っているピートモスなどを混ぜておくと良いでしょう。 ■植え付け 鉢植えにしていると水はけが悪くなりがちですので山高に植え付けて支柱をしっかりと立てます。乾燥を防ぐために土の表面をしきワラなどで覆います。水は土の表面が乾燥したらたっぷりと与えます ■肥料 2月頃に寒肥として油粕と骨粉の有機肥料を施します。鉢植えの物はそれに加えて6月と9月に速効性の化成肥料を与えます
タネまきとさし木でふやすことができます。さし木はその年伸びた枝の先端を7〜8cmに切り取り、湿らせた赤玉土や鹿沼土に挿します。適期は6月中旬〜7月中旬です。
’イ’からはじまる植物 花木・庭木・果樹 ツツジ科 |
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