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東南アジアに分布するラン

カランセ(落葉性)

カランセ
科名:ラン科
学名:Calanthe
原産地:東南アジア
草丈:30cm~60cm
主な開花期:12月-1月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

〔〕内は学名、Cal.はCalantheの略

カランセ(落葉性)とは

花
カランセは東南アジアを中心として世界の熱帯・亜熱帯に約150種類が分布するランの仲間です。日本にはエビネ〔Cal. discolor〕をはじめ、約20種類が分布します。落葉性と常緑性の2タイプに分けられます(エビネは常緑性タイプの代表種です)。ここでは主に、東南アジア原産の落葉性種について説明します。東アジア原産常緑種についてはエビネとはを参照にしてください。

地面に根を下ろすものが大半ですが、中には樹木や岩上に根を張り付かせて生育するものもあります。春~秋に芽を出して葉を広げ生長し、秋に株元が肥大して偽球茎(バルブ)をつくります。バルブが充分育った後、落葉して冬は休眠します。休眠期にバルブの付け根から花茎を長く伸ばしてその先端に10数輪~30輪の花を咲かせます。花色は赤、ピンク、白などが多いです。

19世紀末~20世紀前半にかけて色々な品種がつくられました。ちなみに、ランの人工交配にはじめて成功した属はカランセです。ラベルなどに表記する際の略号は「Cal.」です。名前はギリシア語のカロス(美しい)とアンソス(花)の2語からなり、花姿に由来します。

種類

ロセア〔Cal. rosea〕
ミャンマー原産、バルブは高さ15cmほどに育つ。花茎は70cm前後に伸ばし、明るいピンク色の花を10輪前後咲かせる。

ルベンス〔Cal. rubens〕
タイ原産、花茎は50cm前後でピンクがかった紫色の花を咲かせる。

プリンセス・フシミ 'ルビー・キング'〔Cal. Princes Fushimi 'Ruby King'〕
1923年に登録、新宿御苑で作出された国産の交配種。濃い紅色の花を咲かせる。

キョート 'ダイモンジ'〔Cal. Kyoto 'Daimonji'〕
国産交配種、濃い紅紫色の花が美しい。

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ランの仲間
エビネ カランセの仲間。
ツルラン カランセの仲間。主に夏咲き。