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病気・害虫 コウモリガの幼虫
病害虫はほとんどなく、丈夫な植物ですが、まれにコウモリガの幼虫が発生することがあります。幹の内部に侵入、食害して株全体を弱らせます。幹に穴が開いていて周囲に糞のようなものが付着していると、コウモリガに食害されている可能性が高いです。幹内部まで侵入されると薬剤での散布がやっかいです。主な発生時期は春〜夏にかけてです。

乾燥・暑さに強いオーストラリアの花木
●冬はやや水を控えめに
●基本の剪定は冬におこなう
●日当たりのよい場所で育てる

オーストラリアに約30種類が分布する常緑性の低木〜小高木です。学名のカリステモンはギリシア語で「美しい雄しべ」という意味で、花びらに比べると雄しべが発達してるところから名付けられました。その雄しべが発達した花が枝に行儀よく並び、その姿がコップやビンを洗うブラシに似ているところから英名でボトルブラシ、和名でブラシノキの名前があります。確かに花姿は「まっすぐなタワシ」のようなイメージを受けます。
代表的な品種は、ブラシノキと呼ばれる「カリステモン・スペキオスス」で、日本には明治時代中期に渡来して、庭木などに利用されてきました。5〜6月に鮮やかな紅色の雄しべをもつ花を付けます。花後に付く果実は数年間枝に付いたまま落ちません。
また、切り花や鉢植えとして需要の高い「カリステモン・キトリヌス」はキンポウジュとも呼ばれておりタネから簡単に育てられることもあり、色々な品種をかけ合わせて、様々な園芸品種が作られました。現在最も多く栽培されている園芸品種は日本生まれの「八房金宝」です。

花の咲いた直後に剪定(枝の切り戻し)を行います。花の咲いた位置からやや下の部分で枝を切り詰めます。勢いの弱くなった古い枝は根元から切り落とします。
その年に新しく伸びた枝に花芽を付ける性質があり、夏にはすでに木の内部で花芽が形成されていますので、秋以降の剪定はできれば避けた方がよいでしょう(花芽ごと枝を切り落とすことになり、翌年の花が減る恐れがあります)。

日当たりのよい場所を好みます。地植えにする場合はよく日の当たる場所を選んで植え付けます。耐暑性が強いので、夏の暑さ対策は特に何もする必要はありません。
耐暑性に比べると耐寒性はややおとり、霜や凍結などで株が傷んでしまうこともありますので寒冷地では鉢植えで育てて、冬は室内に取り込んだ方が安全です。暖地では特に問題なく地植えで育てることができますが、寒風のあたるような場所は避けた方がよいでしょう。また、苗が小さいうちはやや耐寒性が弱いので防寒を行います

乾燥に強い植物です。鉢植えの場合4月〜10月は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。11月〜3月は水やり回数を控えてやや乾燥気味にします。地植えにしている場合は夏に炎天下の日が続き、極端に乾燥するようなら水やりを行います
元肥として地植えの場合は堆肥を、鉢植えの場合はゆっくりと効くタイプの化成肥料を植え付ける前にあらかじめ土の中に混ぜ込んでおきます。追肥として2〜3月と花後の6〜7月の年2回、速効性の化成肥料を少量与えます。肥料を与えすぎると花付きが悪くなりますので注意しましょう。

鉢植えの場合、赤玉土6:腐葉土4の割合で混ぜた土が適します。地植えの場合、水はけが良く肥沃な土を好みますので、杖付ける前に堆肥を混ぜ込んでおきます。また、中性〜やや酸性の土壌で良く育ちます。
移植を嫌う植物で、一度地植えにするとその後他の場所に移動させるのが難しいです。ですから、木が大きくなってからのことなどを考えて、充分スペースがとれる場所を選んで植えましょう。
鉢植えのものは根詰まりをおこすと花付きが悪くなりますので、鉢の中に根が回ってきたら(鉢の底から根がのぞいているような状態になっていたら)植え替えます。鉢から抜いた株は土をくずさず(根を傷めると育たないので慎重に)、一回り大きな鉢に植え替えます。植え替えの適期は3〜4月です。
挿し木でふやすことができます。適期は3月上旬頃です。前年に伸びた枝の先端を10cmくらいの長さに切り半日くらい水に挿しておきます。その後川砂や赤玉土に挿して明るい日陰で管理します。根が出たら鉢に植え付けて育てます。
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