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オーストラリアの常緑低木

ギョリュウバイ

ギョリュウバイ
スコパリウム ’レッド・ダマスク’
科名:フトモモ科
学名:Leptospermum scoparium
別名:レプトスペルムム ティーツリー
原産地:オーストラリア ニュージーランド タスマニア
樹高:30cm-5m
開花期:2月-5月 11月-12月

難易度バー バー バー バー バー (そだてやすい)

くわしい育て方

ギョリュウバイとは

オーストラリア・ニュージーランドを中心に約40種が分布する常緑の低木です。日本ではその中でも、スコパリウムと言う種を指し「ギョリュウバイ」と呼んでいます。

葉は先端がとがった形をしており小さくて堅いです。花の大きさは1~2cmで枝の先端近くにびっしりと付け、最盛期は全体が花色に染まります。一重咲きや八重咲きがあり、色は白、紅色などがあります。開花後は小さな褐色の果実を付け、熟すと裂けて中から細長いタネをたくさん出します。

用途・由来

生垣のギョリュウバイ
きれいに刈り込まれたギョリュウバイ

鉢植えや生垣に利用されます。

葉の姿がギョリュウ科の樹木「ギョリュウ(御柳)」に似ており、梅のような花を咲かせるので「ギョリュウバイ(御柳梅)」の名前があります。

英名のティーツリーはオーストラリアの移住者が葉をお茶の代用品として利用したことによります。

属名のレプトスペルムムはギリシア語のレプトス(leptos:薄い)とスペルマ(sperma:種子)からなり、細長い種子の姿にちなみます。

種類

〔〕内は学名、L.はLeptospermumの略。var.は変種、' 'で区切られたものは園芸品種を表す。

よく栽培されているのはニュージーランド、タスマニアに分布するスコパリウム〔L. scoparium〕とその園芸品種で、それらをさしてギョリュウバイと呼んでいます。本種は18世紀末にヨーロッパで紹介され、日本には1945年以降に導入されました。スコパリウムとは「ほうき状の」の意味で小枝を茂らした姿に由来します。 花色は白や淡いピンクがあります。

変種にピンクがかった花色のインカナム〔var. incanum〕があります。園芸品種も数多くあり、代表的なものに鮮紅色で一重咲きのチャプマニー〔'Chapmanii'〕や深紅色一重咲きのニコルシー〔'Nichollsii'〕、紅色八重咲きのレッド・ダマスク〔'Red Damask'〕などがあります。

スコパリウム以外には高さ6mにもなる大型種のラエウィガツム〔L. laevigatum〕、花付きの良いミルシノイデス〔L. myrsinoides〕などが知られています。

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