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カラタチの育て方

カラタチミカン科 学名:Poncirus trifoliata 用途 鉢植え 露地植え 生垣
難易度 バー バー バー バー バー(そだてやすい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよいほう)

中国原産で冬に葉を落とす高さ2~3mの低木です。枝は濃緑色で角張っており、葉っぱは、だ円形の小葉が3枚集まりひとつの葉を形成する三出複葉です。葉の付け根には長さ5cm前後の扁平で鋭いトゲが生えています

生育サイクル・栽培カレンダー
枝を切る作業や肥料などは冬の落葉期に行い、植え付けなどの根をいじる作業は生育期に行うのが基本です。本来、落葉性の樹木ですが、霜の降りないような暖かい地域では冬も葉を落とさず常緑樹になります。

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開花期
バー バー            
果実熟期
            バー バー
剪定
バー バー               バー
植え替え
    バー   バー バー バー バー  
肥料
バー バー         バー バー  

植栽適地
日本地図かんきつ類の中では最も寒さに強い部類に入り、北海道南部から沖縄にかけて植栽可能です。

剪定(枝を切る作業)
放任でもある程度枝振りはまとまり見苦しくなることはあまりないですが、邪魔な枝があったり、垣根にする場合は枝を切って姿を整えます。芽吹く力が強く、やや短く刈り込んでも枯れることは少ないです。適期は落葉期の12月~3月です。

扱い方・品種の選び方
丈夫な樹木で適地に植えているとあまり手間がかかりません。
鉢植えにして楽しむ場合、枝が細かく密に茂り花付きの良い「一才カラタチ」や生長の遅い「ヒリュウ」などが適します。

日当たり・置き場所・適した土壌
強い風の当たらない日当たり~半日陰の場所でよく育ちます。日当たりの悪い場所では花付きが悪くなるので適しません。よほどのやせ地でない限り問題なく育ちますが、腐葉土などの腐植質のたっぷり入ったやや湿潤な土壌を好みます。

肥料
落葉期の2月下旬~3月上旬、秋の8月下旬~9月上旬の年2回与えます。秋の肥料は補助的なもので必要ではありますが、量は(落葉期と比べて)少しでかまいません。
窒素分が多いと枝葉は茂りますが花付き、実付きが悪くなるので気をつけます。リン酸、カリ分が多めのものを施すようにします。

植え付け
適期は4月~9月、充分暖かくなってから行います。ただし新芽が伸び始める時期は避けたほうがよいです。

かかりやすい病害虫
アゲハチョウの幼虫が葉を食べ、アブラムシが栄養を吸汁します。定期的に薬剤を散布して駆除します。

ふやし方
タネをまいてふやします。 秋に熟した果実から採りだしたタネは乾かさないように軽く湿った用土などに埋めて保存しておき、春にまきます。カラタチのタネは多胚性と言って一粒から2~5本の芽(苗)が出ます。発芽後は茎葉をしっかり育てるために、窒素分が多めの液体肥料を与えて苗を作っていきます。

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