花が亀?

ケロネとは

ゴマノハグサ科 「け」からはじまる植物

ケロネ
この植物の育て方
科名
ゴマノハグサ(オオバコ)科
学名
Chelone
別名
リオン チェロン ジャコウソウモドキ
原産地
北アメリカ南東部
大きさ
高さ70cm~1.2m
開花期
7月~10月
難易度
★★☆☆☆(そだてやすい)

こんな植物です

ケロネは毎年花を咲かせる多年草で、開花時期がちょうどお彼岸やお盆の頃で、お供え用の切り花としても知られています。茎が長くてしっかりとしており、水の吸いがよく花持ちもよいので切り花にぴったりなのでしょう。

派手さはありませんが株元からたくさんの茎を伸ばして一斉に花を咲かせる姿は美しく野草の様な趣もあり、自然風の庭や花壇にはぴったりの草花です。草丈がやや高いので、他の植物と組み合わせて寄せ植え風に立体感を出すのもよいですし、もちろん切り花として楽しむこともできます。

名前の由来

ケロネの名前は花の形が亀に似ているところにちなんで、ギリシア語で亀を意味する「ケロネ」 から付けられました。

別名の「リオン」は広く栽培されているケロネ・リオニーの「リオニー」の部分(種小名と言います)から来ており、お花屋さんでの通称名です。


種類

〔〕内は学名、C.はCheloneの略

花色はピンク、白などがあり茎の頂点にまとまって咲かせます。主に栽培されているのはケロネ・リオニー〔C. lyonii〕とその早生品種スピードリオン、ケロネ・オブクリアなどですが、姿形はどの品種も似かよってます(オブクリアはリオニーに比べて葉の緑がやや淡い様には感じますが…) 。スピードリオンは広く普及しており、苗をホームセンターでも見かけます。

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