コトネアスターはバラ科コトネアスター属の樹木の総称で日本ではベニシタン(学名:コトネアスター・ホリゾンタリス)のことを指すことが多いです。属全体では約70種類の仲間がある樹木で中国南西部からヒマラヤにかけて分布しています。 枝を弓状にしなる様に伸ばしたり、地をはう様に低い位置で四方に伸ばしてわさわさと茂るタイプのものが多いですが、枝がまっすぐに上に立ち上がる種類もあります。春に小さな白花をたくさん咲かせ、秋になると枝にたくさん付いた小さな果実が赤く熟し樹を彩ります。果実の赤と葉の緑色の色合いは美しいです。花はややおとなしく、どちらかというと秋に実を楽しむ樹木といえるでしょう。 常緑〜半常緑のものが一般的ですが、冬に落葉する品種もあります。ベニシタン以外には枝を這う様に伸ばしてグラウンドカバーにも向く’ペンドゥルス’や果実が白い’ムルティフロリス’などの種類が知られています。 同じパラ科のピラカンサも同じ時期に実が熟し「秋に実を楽しむ庭木」としてはかぶります。しかも実がたくさん付き見た目も見事で目立ち、色々な形に仕立てることができ、用途が広いのでコトネアスターより需要が高い様な気がしますがコトネアスターも野趣があり果実も愛らしいよい樹木だと思います。 また、草花のアスターとは関係ありません。
2.コトネアスター ラクテウス 3.コトネアスター サリシフォリウス ’オータムファイヤー’
■適した場所・土壌
3月〜4月、10月〜11月が植え付けの適期です。日陰や水はけの悪い場所では育たないので気をつけましょう。枝が地面に覆い被さる様に伸びる品種も多く、ゆるやかな斜面に植え付けるなど、色々な工夫が考えられます。 古くなった株は根が粗く、細かい根あまりでないので移植は難しいです。 ■病害虫 高温時期にハダニが発生することがありますが、基本的に病害虫の被害は少ない樹木です。 ■肥料 2月頃に油かすを施し、追肥として9月のはじめ頃に化成肥料を与えます。 ■ふやし方 さし木とタネまきでふやすことができます。 6月〜8月、その年伸びた若い枝を10cmほどに切って土に挿します。非常に根がでやすく、成功率としては高いと思います。小苗のうちは根付きやすいので、育ててある程度生長したら植え付けます。 タネまきは果実が赤く熟したら果肉を取り除いてすぐにまきます。また、乾かさない様に貯蔵しておき翌春にまいても良いでしょう。どちらにしても種採取後は乾かさないようにするのが大切です。
’コ’からはじまる植物 バラ科 花木・庭木 グラウンドカバー向きの植物 |
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