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モ行モンステラモンステラの育て方
■モンステラ 科名 サトイモ科 つる(半つる)性 観葉植物   原産 熱帯アメリカ
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モンステラはアメリカの熱帯地域に30種類ほどが分布しています。 つるが伸びる植物で、生長するにつれてフチから葉脈にかけて深い切れ込みや穴ができて、独特のおもしろい形の葉になります。茎が木質化(木の表面のようにごつごつとした感じになる)して、気根(空気中に伸ばす根)をたくさん出します。1960年代前後に観葉植物として人気が出て、インテリアとしてはもとより色々なシーンでのデザインに利用されたらしいです。

栽培データ一覧

最高温度

使用用途
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花の咲く時期                      
植え替え時期                  
肥料の時期              
----- ×庭・花壇
耐寒温度 ◎鉢
5℃ ○ハンギング
生育適温 ×寄せ植え
15〜30℃ ×水栽培


病気は特になし・害虫 ハダニ カイガラムシ
ハダニは室内が乾燥しているときに発生しやすい害虫です。葉の色が悪くなって生育が衰えたり、新芽に付くとでてくる葉が奇形になったりします。市販の園芸用の殺ダニ剤で駆除しますが、乾燥しているときは時々霧吹きなどで全体に水をかけることにより、ある程度発生を予防することができます
  カイガラムシは茎や葉にくっつく白っぽい虫で成虫になると殻のような物に覆われて薬剤が効きにくいやっかいな害虫です。面倒かも知れませんが古い歯ブラシやヘラのような物でこそげ落とす物理的な方法が確実な駆除方法です

●強い日光を嫌います
●肥料と水やりは株の大きさを考えて
●暑さには強いですが、冬は最低5℃は保つ

 葉に深い切れ込みや穴がある、ユニークな形が特長の観葉植物です。原産地は主に熱帯アメリカで約30種類が分布しています。代表的な品種は「モンステラ  デリキオサ」 で葉が80cmにも達する大型の品種です。生長した花は夏に花を咲かせますが一般家庭で育てている場合は開花しにくいです。デリキオサは「ホウライショウ(蓬莱蕉)」「デンシンラン(電信蘭)」などの別名があります。ヒメモンステラはデリキオサと比べるとややコンパクトなので室内でもあまり場所をとらずに人気があります。「モンステラ フリードリヒスターリー」はマドカズラとも呼ばれ葉には切れ込みが入らずいくつもの穴が開くのが特長で、そのユニークな姿から人気のある品種です
 同じサトイモ科の植物で 葉に切れ込みが入っているなどの様子がモンステラによく似た「マングースカズラ」や「ハブカズラ」などの植物がありますが、近縁で見分けは付きにくいのですがモンステラとは属が違います(マングース〜やハブ〜は観葉植物でもメジャーなポトスと同じ属の植物です)。


 育てていくと下の方の葉が落ちて茎が伸びて背丈が大きくなりバランスが悪くなります。そのままにしておくと鉢とのバランスが悪くなり、倒れやすくなりますので伸びすぎた部分を切り戻して、全体のバランスを整えます(切り戻すのがいやな場合は一回り大きな鉢に植え替えても良いでしょう)。あまり極端に茎が伸びて鉢から大きくはみ出すくらいアンバランスになった場合は思い切って株元近くまで切り戻して仕立て直しても良いでしょう。切り戻して通常通りに管理すると茎から芽が吹いてきます。切り取った茎は挿し木に利用できます(下のイラストを参照にしてみてください)

 モンステラは茎の途中からたくさんの気根を出します。邪魔になるような場合は株元に軽くまとめるように誘引しましょう。気根は切っても生育に特に大きな影響を与えませんのでどうしても邪魔なものは切ってもかまいません

 直射日光を嫌います。夏は直接日の射さない明るい日陰などに置きましょう。冬はガラス越しの日光の当たる場所、春と秋はレースのカーテン越しのようなやわらかい日射しがちょうど良いです。暗い日陰ですと茎がひょろひょろに伸びて弱々しくなってしまいます。モンステラはあまりにも室内の日当たりの悪く、やむを得ない場合を除けば一年を通して基本的に屋内で育てます。
 熱帯性の植物と言うこともあり、暑さには非常に強いのですが寒さにはさほど耐性を持っていません。冬でも5℃程度の気温が保てれば枯れることはありませんが、ベランダなどで育てている場合は室内に取り込みましょう。モンステラは葉っぱが大きい物が多いので室内で育てているとどうしてもホコリがたまりやすくなります。気づいたときに時々水で濡らしたティッシュやガーゼなどで葉の表面を軽く拭いてあげましょう

 夏は特に乾きやすいので土の乾き具合を見つつ、毎日水を与えます(土が湿っているようでしたら与えなくてもいいです)。春、秋は土の表面を触ってみて湿り気を感じないようでしたら水を与えましょう。冬は生育が衰えるのであまり水を必要としません。土の表面が乾いて更に2〜3日経過してから水を当たるようにします。また、あまり大きくしたくない場合は、一年を通してやや水やりをひかえめ、乾かし気味に管理します。水やりの回数を調節することによって生育の具合を加減する事ができます。生育期に充分水やりを行うと大きくなります(ただし、土が湿っている内は水は与えないようにしましょう。根が腐ってしまうことがあります)
 肥料は植え付ける際に土の中にゆっくりと効くタイプの肥料を混ぜ込みます。5〜9月の生育期に観葉植物用の固形肥料を株の大きさに応じて2ヶ月に1回くらい与えます。あまり肥料を与えすぎると大きくなりますので、室内でコンパクトに育てたい場合はひかえめにしても良いでしょう

 水はけの良い土が適しています。市販の観葉植物の培養土で問題ありませんが、自分で土をブレンドするなら、赤玉土6:腐葉土2:川砂2の割合で混ぜた土を使います。川砂を混ぜて水はけを良くするのがコツです

 大きくなって鉢とのバランスが悪くなったり、鉢底を除いて根がはみ出してくるようでしたら植え替えが必要です。植え替えは7〜9月の高温多湿期が生育が旺盛で、多少根などを傷めても早く回復するのでよいでしょう。鉢から抜いた株はまわりの土を一回りほど落として、傷んだ根などは切り取っておきましょう。今まで植わっていた鉢より一回り大きな鉢に植え替えます。植え替えの作業と同時にアンバランスに伸びすぎた葉などの仕立て直しも行うとよいでしょう

 さし木、とり木でふやすことができます。さし木は気根の付いた茎を葉が3〜4枚ついている部分もしくは1〜2節を目安に切り取り、鉢を入れた用土に植え込みます。乾燥させないように気を付けて育てると1ヶ月くらいで根が出てきます。また用土に直接挿すのではなく、切り取ったさし穂を水ゴケでくるんで(気根もいっしょにくるみます)乾燥しないようにビニールなどをその上から巻き、輪ゴムで留めます。(ゴムノキの挿し木のイラストを参照にしてください)。葉が大きすぎる場合は葉を半分くらいの大きさに切っても良いでしょう。そうすることで葉の表面から蒸発する水分の量を抑えて(葉の面積が小さくなるので)、根が出やすくなります
 また、冬場に葉が落ちて茎だけになった場合も茎を同様に水ゴケや用土にさし木すると 根が出て、芽も吹いてきます。茎を横に寝かせて用土に半分くらい埋める「茎伏せ」も可能です。詳しくは右上のイラストを参照にしてみてください。
 さし木は気温が20℃くらい保てて湿度が高い時期が適期で成功しやすいです。梅雨時、6から7月頃が良いでしょう。取り木に関してはあまり初心者向きではありませんのでここでは説明しません

モンステラの茎葉に含まれる汁には毒性のある「蓚酸(しゅうさん)カルシウム」という成分が含まれています。この成分には皮膚をかぶれさせたり粘膜付くと炎症を起こすなどの症状があります。また、犬や猫が間違って食べないように注意が必要です。特に切り戻しなどの作業の際には注意するようにしましょう

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