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ナンバンギセル ハマウツボ科 概要・画像
難易度
やさしい
原産
分類
別名
日本
寄生植物
用途
鉢植え 地植え
概要
葉緑素を持たず、自らの力で生長できないので他の植物の根に寄生してそこから養分を奪って育つ寄生植物です。夏から秋に咲く淡紅紫の花は非常に美しい。
ポイント

1 栽培には寄生主(親草)が必要です
2 寄生主(親草)を元気に育てるのが大切
3 開花前の水切れには注意しましょう

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花の咲く時期
タネまき
   
 
肥料

※親草がススキ類の場合の育て方を紹介しています

 ナメクジに食害されることがありますが、病害虫はほとんど見られません。

 まず、栽培にはあらかじめ育てた寄生主(以下、親草)となる植物を用意することが前提となります。また、ナンバンキセル自体は親草におんぶにだっこの生活で、手入れや手間はタネをまく作業くらいでそれ以外ほとんどなく、さほど育てるのに難しい植物ではありません。どちらかというと親草を元気に育てることが主なポイントとなります。親草が根詰まりなどで生長不良に陥ると、それに寄生している方にも影響がでるからです。
 一般的に親草にはススキの仲間を用いることが多いです。また、鉢植えの場合はその中でも小型のヤクシマススキ、イトスギがよく利用されます。ススキ類は生育が非常に旺盛で、病害虫も少なく入手しやすいので、それらの点で親草としては最適です。

 日当たりを好みますので、よく日の当たる場所で育てましょう。ただし、明るい日陰の方が花色が鮮やかになりますので鉢植えの場合、開花時期は直射日光の当たらない場所に移動させます。

 地植えの場合、真夏にひどく乾燥する場合を除いて特に水を与える必要はありません。鉢植えの場合は極端な乾燥を避け、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。親株を枯らしてしまうと元も子もありません。特に、開花前の時期に水切れさせると花色が薄くなったり、花柄が伸びずに地際で花が咲いて見苦しい姿になることがあります。
 肥料は5〜7月に液体肥料を月1〜2回与えます。これは養分を取られる親草を元気に育てるためのもので、ナンバンキセル自体に直接効くものではありません。

 基本的に親草に適した土壌を用意します。ススキ類はやや湿り気がありなおかつ水はけの良い土が適してますので、赤玉土・山砂、桐生砂を同量混ぜたものや赤玉土5:腐葉土3:桐生砂2の割合で混ぜた土を用います。

 一年草で花が咲いた後に枯れてしまうので植え替えの必要はありません。親草のススキは生育旺盛で鉢植えの場合すぐに根詰まりをおこしてしまいますので、1〜2年に1回、株分けをかねて植え替えましょう。

 タネをまいてふやします。ナンバンキセル自体の作業としてはこれくらいのものしかありません。
 タネの採取方法
 花後1〜2ヶ月でタネが熟すとさやが黒茶色になりますので採取して、すぐにまかない場合は涼しい場所で乾かさないように保存します。タネは粉のように細かく、採取のタイミングを逸すると風で飛ばされてしまいますので注意しましょう。
 タネのまき時
 まき時は採取してすぐにまくか、秋にとって保存していたものを3月〜4月の上旬にまきます。
 タネのまき方
 あらかじめ育てておいた親草の株元の土を少し掘り起こして根を露出させ、根の上に振りかけるようにしてタネをまき指で軽くこすりつけてから根に土をかぶせて元に戻します。発芽率はさほど高くないのでやや多めにまきます。その後発芽して花茎を伸ばして花を咲かせますが、たくさん寄生しているようなら親株を弱らせないためにも間引いて数を調整しましょう。私見ですが鉢植えにしていて一カ所にわさわさ咲いていても豪華と言うことはなく、どちらかというとあまり風情がありません。


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