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サンタンカ(イクソラ)の育て方

サンタンカアカネ科 学名:Ixora 用途 鉢植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(よわい)

サンタンカと言うと中国南部~マレー半島に分布する’イクソラ・シネンシス’の和名ですが、最近では近縁種も鉢花として流通しており、それらも含めて「サンタンカの仲間」とくくった方がわかりやすいかもしれません。

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花時期
バー バー バー バー  
植え替え
      バー バー      
肥料
バー バー バー バー バー

季節・日常の手入れ
寒さに弱いので、置き場所の移動ができる鉢植えが基本です。また、剪定(せんてい:枝を切る作業)や、植え替えなどの植物をいじる作業はすべて生長の早い(おう盛な)春~夏にかけて行います。

剪定の適期は花後すぐです。1~2節を残して枝を切り戻し、花を付けなかった弱い(細い)枝を付け根から切り取ります。切り落とした枝はさし木に利用できます。こうすることで新たな芽が出て来て枝が伸びてきます。枝が長く伸びてきたらその先端をカットすると(摘芯-てきしん-と言います)更に枝分かれが進み、形の良い樹姿になります。

日当たり・置き場所 ポイント
高温多湿とたっぷりな日射しが大好きなので、基本は一年を通して日当たりの良い場所で育てます。日射しが強すぎると葉が変色したり焼けることがあるので、真夏は明るい日陰に避難させます。日照不足になると花付きが悪くなります。

寒さに弱く、越冬温度は最低5℃(できれば10℃)必要です。晩秋には室内の日当たりの良い場所に取り込みます。冬は特に日照不足になりやすいので気をつけます。寒さで葉っぱがすべて落ちてしまうことがありますが、枝が緑色で張りがあるなら、春に芽を出して回復する見込みがあります。

水やり・肥料 ポイント
生育期は非常に水をほしがるので、春~秋にかけては土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。開花期に水切れさせると花の寿命が短くなります。秋以降は徐々に水やりの回数を減らし、冬は乾かし気味にします。肥料は春~秋の生育期に固形の肥料を適量2ヶ月に1回与えます。

用土
水もちがよく排水性にも優れた土がよい。赤玉土(小粒~中粒)6:腐葉土2:川砂2。

植え替え
根張りがよく、根詰まりを起こしやすいのでできれば毎年植え替えます。植え替えは6月~7月が適期です。鉢から抜いた株は古い土を1/3ほど落としてから一回り大きな鉢に植え替えます。

ふやし方 
さし木でふやすことができます。適期は5月~7月、20℃以上の気温があれば容易です。花の咲いていない枝なら先端から4~5節、花の咲いた枝なら2節ほどの長さで切り、土に挿す部分の下の方の葉を取り除いてバーミキュライトや川砂にぐらつかないようしっかりと挿します。乾かさないよう、明るい日陰で管理すると1ヶ月ほどで新しい根が出て、新芽が生長し始めますので、ある程度生長したら鉢に移し替えます。

かかりやすい病害虫
アブラムシ・カイガラムシ

いずれも新芽や茎に付き、植物の汁を吸う害虫です。アブラムシは見つけ次第薬剤で駆除します。カイガラムシは薬剤が効きにくいので、こすり落として駆除します。

まとめ
熱帯性の花木で、春~秋の気温が高い時期(以下、生育期)に生長し、冬の気温の低い時期は半ば休んでいます。それを理解して作業を行い、時期にあった管理をして育てることが大切です。

寒さに弱いので冬は室内で管理します
乾燥を嫌います、生育期は水をたっぷりと
一年を通して日によく当てます

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