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雄大な花穂に野趣のある花

サワギキョウ(宿根ロベリア)

ベニバナサワギキョウ
ベニバナサワギキョウ
科名:キキョウ(ミゾカクシ)科
学名:Lobelia
原産地:熱帯~温帯
樹高:30cm~1m
主な開花期:8月-9月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

〔〕内は学名、L.はLobeliaの略

サワギキョウ(宿根ロベリア)とは

ロベリアは熱帯から温帯地域に欠けて約200種が分布します。姿形、生態は様々で、一部低木になるものもありますが、主として毎年花を咲かせる多年草タイプと花後に枯れてしまう一年草タイプに分けられます。そのうち、多年草タイプのものを園芸では宿根ロベリアと呼び、その中の一種にサワギキョウがあります。

宿根ロベリアは草丈は40cmから1m、茎を長く直立させて花穂をつける大型から中型のものが多いです。主な開花期は夏で、池のほとりや湿地など、水の豊富な場所を好みます。花色は青紫、紅、ピンク、白などがあります。

園芸ではどちらかというと、育てやすい上に用途が広くよく出回る一年草タイプのロベリア〔Lobelia erinus〕のほうがポピュラーですが、 それとはまた違った魅力を持っています。特に花穂が何本も立ち上がった大型種は雄大です。

主な種

園芸で比較的栽培されているものに以下のような種があります。また、北アメリカ原産種をいくつか掛け合わせて多くの園芸品種が作られています。

サワギキョウ〔L. sesifolia〕
沢に生えるキキョウという意味(キキョウ科に分類されますが、植物学上はさほど近くないです)で、日本、朝鮮半島、中国に分布します。草丈は40cm~1m、花は濃い青紫色で非常に趣があります。山野の湿った草原などに自生します。

ベニバナサワギキョウ〔L. cardinalis〕
北アメリカ中・東部原産で、非常に鮮やかな紅色の花を咲かせます。白花や葉色が赤紫色になる’クィーン・ビクトリア’などの園芸品種があります。

シフィリティカ〔L. siphilitica〕
北アメリカ東部原産、草丈60cm~90cmで花色は濃い青です。園芸品種に白花の’アルバ’、草丈が低く抑えられた'ナナ'があります。オオロベリアソウの和名があります。

バリダ〔L. valida〕
南アフリカ原産、草丈が30cm~50cmほどで収まる中型種です。花色は青色で茎の先端に固まって咲く姿は愛らしいです。

リチャードソニー〔L. richardsonii〕
宿根ロベリアの中では珍しく、茎は立ち上がらずに這うように広がります。花色は淡い青紫色で姿は一年草タイプによく似ています。

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