日当たりのよい平地や山麓の湿地に自生する日本を代表する野生ランです。かつては北海道、青森をのぞいた全国に分布していましたが、乱獲や生育環境の破壊により現在では自生のものを見る機会は少なくなっています。夏に花茎を長く伸ばし、名前の通り鷺(さぎ)が羽を広げたような形の純白の花を数輪咲かせます。花もちはさほどよくなく、開花して4〜5日で枯れてしまいます。自生のものは一輪咲きのものが多く、栽培品と比べて花茎も長く伸びます。他の野草に生存競争で負けないために花茎を長く伸ばすのかも知れません。株の基部から2〜3本の地下茎を伸ばしてその先に1コずつ新しい球根を作り、秋には地上部と古い球根が枯れてその状態で冬を越します。 普通の青葉種のほかに、葉に美しい斑のはいる品種もあります。代表的なものに葉に白い縁どりのはいる「銀河」、黄色っぽい縁取りのはいる「かがやき」縁が緑色で中に黄色の斑が入る「あかつき」ストライプの斑が入る「天の川」などがあります。また、花変わり種として「飛翔」などの品種が挙げられます。 サからはじまる植物 山野草の仲間 洋ラン・ランの仲間 |
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