
画像:けえ企画 |
スイカズラ科
Viburnum awabuki
キサンゴ
ヤブサンゴ
珊瑚樹【漢字表記】
日本(関東南部以南)
台湾
6月頃
8月〜10月
5m〜12m
★★☆☆☆ |
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サンゴジュについて
本州の関東より南、四国、九州、沖縄から台湾まで分布する常緑性の広葉樹で樹高7m〜8mの小高木です。6月〜7月に小さな白い花が円すい状に集まって咲き、その後だ円形の果実ができて秋に深紅色に熟します。熟した果実と濃い緑色の葉の取り合わせが美しく、この熟した果実を海のサンゴに見立ててサンゴジュという名前が付けられました。
葉は濃緑色で表面は光沢があり、全縁もしくは上半分にゆるいぎざぎざが入ります。
芽吹く力が強く耐火力が比較的強いので、鑑賞する樹木と言うよりも防災や目隠しとして(生垣に仕立てて)用いられることがいいです。また、一度根付いてしまうと非常に丈夫な樹木で、排気ガスや潮風にも耐えるので海岸沿いの風よけや公園など公共用の樹木しても広く利用されています。
葉に白い斑のはいるフイリサンゴジュや葉のフチのギザギザが強いアジサイバノサンゴジュなどの仲間が知られています。
他の画像(クリックで拡大・縮小・移動)
1.サンゴジュの葉
2.サンゴジュの樹皮
栽培メモ
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ポイント
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1.適湿で粘土質の土を好みます
2.やせ地では枝の伸びが悪い
3.いったん根付くと強い
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栽培カレンダー
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■性質
耐陰性がありある程度の日陰でも育ちます。潮風への耐性は比較的強めです。大気汚染にも耐えますが強いというわけではなく並の上程度です。また、適応力が強く根づいてしまえば環境が多少悪い場所でも生長します。
■適した場所
適度な湿り気を保った肥えた土が適しています。やや重い粘質の土を好みますが適湿ならば特に土質を選ばずによく育ちます。
■年2回程度刈り込む
勢いよく枝が伸びるので、ほおっておくと樹形が乱れて雑然としたで無造作な姿になっていまいます。樹形を美しく保つためには年2回〜3回程度の刈り込み・剪定が必要ですのでそういう点では「手間のかからない樹木」とはいえないかもしれません。
長く伸びすぎた枝は短く切り、混みあった場所は枝を付け根から切り落とし(間引き剪定)通風と採光をはかります。また、芽吹きがよいので刈り込んでも問題ありません。
生垣仕立ての場合は、まず最初に間引き剪定を行ってから全体を刈り込んで樹形を整えます。
剪定・刈り込みの適期は3月〜4月と新芽の伸びが一段落した7〜8月の年2回、加えて生垣の場合は姿を整えるために11月頃にも伸びた枝を軽く刈り込みます。
■肥料
1月〜2月に油かすや鶏ふんを施します。やせ地だと枝葉の伸びが悪くなり、生垣にしていると葉の付きが粗くなり透いた様になります。肥料をしっかりと与えると枝がよく張り、葉も密生します。
■病害虫
サンゴジュハムシという害虫が発生します。サンゴジュハムシは新芽や葉の軸に卵を産み付け、卵はそのまま冬を越して春になると孵って葉や新芽を食害します。日当たりや風通しが悪いと発生しやすいので枝を間引いて通風をはかったり、薬剤を散布するなどの事前対策を行いましょう。発生してしまったら早めに薬剤を散布して駆除します。被害を受けやすいのは主に4月〜10月です。
同じような環境で(日当たりが悪く・風通しが悪い)カイガラムシやすす病が発生することもあります。
■植え付け
3月中旬〜4月上旬、9月中旬〜10月上旬が植え付けの適期です。
■ふやし方
さし木、タネまきでふやすことができます。
さし木の適期は6月下旬から8月です。その年伸びた枝を20〜30cmの長さに切り取り、さし穂の1/2〜1/3を土に挿します。さし木後1〜2年はしきわらなどの防寒をします。
タネまきは秋に熟した果実を採取してタネを採り、乾燥させない様に貯蔵して翌年の3月頃にまきます。
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