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シクラメン>>シクラメンの育て方
【和名】カガリビバナ ブタノマンジュウ  真冬の鉢花の代表格
■シクラメン 
サクラソウ科 多年性 草花  原産 小アジア

栽培データ一覧

最高温度

使用用途
1
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3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
花の咲く時期  
植えつけ
肥料の時期            

25℃

×庭・花壇
耐寒温度 ◎鉢(プランター)
7℃ ×ハンギング
生育適温 ×寄せ植え
15〜25℃ ×生け垣

かかりやすい病気・害虫
病気 灰色カビ病・害虫 アブラムシ ハダニ
ポイント
花が枯れてきたら付け根から取り除きます
●暖房の効いた部屋では花や葉の茎が伸びて倒れます
●夏越しの方法によって管理法が少し異なる
こんな花です
 シクラメンは年末に鉢花としてたくさんでまわる球根性の植物です。大輪で大鉢に仕立てられた立派なものから小輪でミニタイプのものまで大きさは様々あります。特に最近では野生の品種に近く小型で丈夫な「ガーデンシクラメン」と呼ばれるものに人気があり寄せ植えなどにもよく利用されます
 花の色は赤、紫、ピンク、白などがあり単色だけでなく2色咲きのものもあります。花びらの形もフチが細かく波打ちフリル状になる見た目、豪華なものなどもあります
 原産地ではシクラメンの球根をブタが食べるところから命名された「ブタノパン」という名前が日本に入ってきたときにパン→マンジュウに変えられ「ブタノマンジュウ」という名前になったのではないかと言われています
日常の手入れ
 花が枯れてきたら花茎の根元から摘み取り常に株をきれいにしておきましょう。葉も黄色く枯れてきたら同様に株元から摘み取ります。花がらをそのままにしておくと新しい花が咲いてこないので花がら摘みはこまめに行いましょう
購入してから3〜4週間は葉と花のバランスがよいのですがだんだんと株の中心の葉が大きくなってきます。そうなると見た目のバランスが悪くなる上、小さなつぼみが葉の下に隠れて日光が当たらずに咲く前に枯れてしまうこともあります。中心の葉を外に引っ張っぱると、外側の葉に引っかかって株の中心部分にスペースができます。そうすると日光が株の中心まで当たり、小さなつぼみも生長し花が咲くようになります。この作業を葉組みといいます。月に1回行いましょう
日当たり・置き場所
 夏の暑さに弱く5月頃に葉が枯れて休眠状態になることが多いですが、寒冷地や涼しい場所においている株は休眠せずに夏を越します。夏越しの方法によって若干管理の方法が異なります
※葉が枯れて休眠にはいった場合
 初夏に完全に葉が枯れて休眠に入った株は日光の当たらない風通しの場所で夏越しをさせます。休眠にはいったら9月に植え替えるまで一切水を与えません。自生地でも6〜10月頃は雨が降らない高温乾燥期で葉が枯れて休眠にはいります。ですからこの夏越し法は自生地の生育サイクルに近い方法といえます。ただ、日本の夏は高温「多湿」なので球根が腐ることが良くありますがそれは仕方がないです
※休眠に入らなかった場合
 一方、休眠にはいらなかった株は半日陰の涼しい場所で夏越しさせます。水やりは通常通り行い、肥料は薄めの液体肥料を月に1回施します。寒冷地や高地などではこちらの夏越しできるでしょう
 冬の適温は7〜10℃と以外と低温にまで耐えます。逆に気を付けたいのは高温です。暖房の入っている部屋に置いていると(具体的には日中25℃、夜間15℃以上)花茎や葉が伸びすぎて倒れてしまい、極端な場合は休眠してしまいます。花を長持ちさせるためには夜間5〜10℃くらいのやや涼しい気温が理想的です。また、花の咲く時期に日光不足になると花色が悪くなり小さなつぼみが咲かずに枯れてしまうこともあります。できるだけよく日光に当てて育てましょう。シクラメンの葉は日光の当たる方向に向く性質がありますのでいつも同じ場所においていると株が一方に片寄って見た目が悪くなってしまいます。一週間に1回くらいは鉢の向きを180℃回して日光の当たる場所を変えてあげましょう(この作業を鉢回しといいます)
水やり・肥料
 鉢植えで市販されているものの多くは底面吸水鉢(鉢底の受け皿の部分に水を入れておくとスポンジなどが水を吸い上げるタイプのもの)に植えられています。受け皿に水がなくなったら水を足せばよいです。普通の鉢植えの場合は土の表面が乾いたら底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。ただし葉や花に水がかかると傷んだり腐ってしまいますので先の細いジョウロを使用するか葉を手でよけて水を与えるようにします
 底面吸水鉢でも1ヶ月に1回は底の受け皿をはずして鉢土の表面からたっぷりと水を与えましょう。これは土の中の老廃物や濃くなった肥料の成分を水といっしょに土の中から出すためで普通の鉢で水やりをしている分には水が底から抜けますが、底面吸水鉢のような排水されない鉢の場合は必要な作業です
 肥料は9月〜翌5月まで2ヶ月に1回の割合で土の表面に化成肥料を施します。化成肥料の代わりに1週間に1回1000〜2000倍に薄めた液体肥料を与えても良いでしょう。底面吸水鉢の場合、液体肥料は鉢の底の受け皿に薄めたものを入れます
用土
 底面吸水鉢で育てるのなら細かく砕いて粉状にしたパーライトを少量混ぜるのがコツです。赤玉土6:腐葉土3:粉状にしたパーライト1の割合で混ぜるか、市販の鉢植え用の土なら全体の1割ほど粉状パーライトを混ぜます。粉状パーライトを混ぜることによって鉢の底から吸い上げられた水が鉢の上部やすみっこまでまんべんなく行き渡るようになります
植え替え・植えつけ
 植え替えの適期は9月です。夏越しの方法によって植え替え方法も異なります
※夏に休眠させた株の場合
 鉢から抜いた株(球根)は古い土をすべて落として根を2〜3cm残してばっさりと切り落として新しい土で植え替えます。植え付けるときに球根の肩が地上部分に出るように植え付けるのがポイントです。
※夏に休眠させなかった株の場合
 鉢から抜いた株はまわりの土を軽く落として一回り大きな鉢に植え替えます。この場合も球根の肩が地上部分になるように植え付けます。深植えにならないように注意しましょう
タネまき・ふやし方
 タネからふやすことができますが夏越しが難しいためあまり一般的な方法ではありません。どうしてもふやしたい場合はタネを採取してチャレンジしてみましょう
 タネまきの適期は10〜2月。発芽するまで1ヶ月以上かかることもありますので用土を乾かさないように管理します。発芽して本葉が3〜4枚になった頃にひとつずつ鉢に植え替えて育てます。うまくいくと発芽から丸一年くらいで花を付けます


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