シラカバという名前は白い樹皮のカンバの木を縮めた言い方でシラカンバとも言います。東アジア北部温帯に分布する落葉性の高木で日本では北海道、本州の中部より北の地域で見ることができます。 日本で見られるものの中ではもっとも幹が白くなる樹木で、夏も涼しい高原などでは幹が白く美しくなります。暖かい地方では白さがはっきりとせず木自体も冷涼な気候を好むため、北国向けの樹木といえます。樹皮は最初から白いのではなく若木の内は黒っぽい色をしており、生長するにつれて横方向にはげて白くなっていきます。分布地では山火事の後や林道開発などで今まであった樹木がなくなった後、その場所に真っ先に生えてくる樹木なのだそうです。 4-5月に下向きに垂れ下がるように雄の花穂が、上向きに雌の花穂が付きます。花粉が風によって運ばれる「風媒花(ふうばいか)」で昆虫や鳥を誘う必要がないからなのか地味で目立ちません。北海道など一部地域では花粉症の原因ともなっているそうです。秋には葉が黄色に色づいて落葉しますが、その黄葉をまとった姿も美しいです。 園芸店などにはシラカバの近縁種に当たるジャクモンティー(学名:Betula utilis var. jacquemontii)がシラカバ・ジャクモンティーの名前でよく流通しています。ジャクモンティーはシラカバに比べて暑さに強い点や、若いうちから幹が白くて鑑賞価値が高いなどの理由で人気の高い樹種です。ジャクモンティーの代表的な園芸品種に「ドーレンボス」があり、ジャクモンティーと言えばこの園芸品種を指すことも多いです。 ’シ’からはじまる植物 カバノキ科 花木・庭木・果樹 |
||||||||||||||||||||||||||||
|
Copyright © 2000-2007けえ企画. All rights reserved. |