ヤサシイエンゲイ

南国風で雄大な樹姿

ソテツ(蘇鉄)

ソテツ
科名:ソテツ科
学名:Cycas revoluta
原産地:九州南部~ジャワ
樹高:3m-10m
開花期:6月~7月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(そだてやすい)

くわしい育て方

ソテツとは

ソテツ科ソテツ属はオーストラリア・アフリカ・日本など広い範囲で約20種類の仲間が知られています。現在生きている植物の中では、イチョウと並んで最も原始的なもののひとつとされています。

その中で一般にソテツと呼ばれ庭木や鉢植えとして親しまれているのは、学名で「シカス・レヴォルタ」と呼ばれる種です。九州南部~ジャワにかけて分布します。シカスは「ヤシに似た植物」、レヴォルタは「反巻した」と言う意味で、葉や姿などの見た目に由来します。「 蘇鉄」の名前の由来は、この木が衰えたときに幹に鉄くぎを打ち込んだり鉄類を株元に与えるとよみがえって元気になるという言い伝えにちなみます。

主に海岸沿いの岩場などに自生し、性質は強健で潮風、大気汚染に強くやせ地でも育てることができます。幹は太い円柱型でほとんど枝分かれせずに生長します。表面には葉が落ちた跡があり、頂部から羽状の葉を茂らせる独特の姿は南国をほうふつとさせます。

雄花を咲かせる雄株と雌花を咲かせる雌株があります。雄花は円柱状で高さ70cmほどになり、表面は鱗で覆われたようになります。立派でかなり目立ちます。雌花は褐色の綿毛で覆われおり、あまりパッとしません。タネは10月頃に熟して赤く色づきます。

防寒のためにコモですっぽり包まれた「わらぼっち」は冬の風物詩です。

天然記念物のソテツ(一部) 

非常に長寿で樹齢が1000年を超す木もあり、国の天然記念物に指定されているものもあります。

能満寺 蘇鉄…静岡県吉田町
新町 大蘇鉄…静岡県河津町
龍華寺 大蘇鉄…静岡県静岡市
妙国寺 蘇鉄…大阪府堺市
広沢寺のソテツ…佐賀県唐津市

また、天然記念物ではありませんが、岡山後楽園にはたくさんのソテツが植えられた、蘇鉄畑があります。

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