ガーデニングの家庭の医学「ヤサシイエンゲイ」


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選んだ記事は [No11824] です。

  [11824] 伸びまくったポインセチア
    DATE : 2005年01月06日(木) 16時38分
    NAME : ヨッシィさん
    EMAIL:
    U R L:


    はじめまして。ヨッシィと申します。
    タイトルどおり、伸びまくった(会社の)ポインセチアの対処方法を教えてください。

    一昨年(2003年・冬)に頂いたポインセチアです。
    ポインセチアには申し訳ない事に、お水はきちんと(乾いたら)あげていましたが、
    肥料も1度も与えず、窓越しの室内に置きっぱなし・・・
    すると「一体どんな観葉植物なのか?!」というぐらいに
    伸びまくってしまいました。
    最初頂いた時の大きさは、高さ25cmぐらいでした。
    今では高さ55cm、幅60cmぐらいです。
    枝は10〜12本ぐらいに分かれています。
    包は付いていません。
    下から20cmぐらいまでは、葉はなく茎(枝?)だけです。
    葉はありますが、下の方の葉は黄緑色っぽくなっており、
    葉自体、あまり大きくはありません。
    最近、新しい葉が出てきて、その新葉は赤くなっています。
    鉢も頂いた時のままで、外径15cmぐらいの鉢です。

    これが、会社にあるポインセチアの現状況です。
    これから、一体何をどうすればいいのでしょうか?
    切り戻しの時期・どこから切り戻しをするのか?
    肥料を与える時期・植え替えの時期など、
    教えてください。
    自分なりに調べては見ましたが、こんなに放っておいた事例は
    なかったので、こちらで質問させていただきました。
    何卒宜しくお願い致します。

 
[11836] (1) Re: [11824] 伸びまくったポインセチア  
DATE : 05/01/07(金) 16:37
NAME : 園芸道楽さん
EMAIL:
U R L:


まずは光線が不足していたため枝が徒長して、草姿が乱れてたと思います。
本来は日当たりを好むので、出来れば屋外に出して十分に光線を浴びさせるの
が正しいと思います。しかし会社では屋外で管理をする事は困難かも知れない
ので、出来るだけ光線を浴びさせれる場所に置かれると徒長は防げるはずと思
います。

切り戻しを希望されていますが、時期的には5月上旬からが最適な時期になり
ます。今は水遣りを温度管理を続けられて、維持管理をするしかありません。

方法としては株から最初に出ている枝から、約5センチ程度残して切ってしま
います。この方法で行なうと、こじんまりとした小さめな形を作る事が出来ま
す。別の方法では、間延びした枝を1/3程度に切り落としてしまう方法もあ
ります。この方法では、現在の大きさより若干の大きさが小さくなります。
スタンダードに仕立てる方法もあります。株から出ていた枝を1本だけ残し、
脇枝をおとして全体を1本の棒状にしてしまいます。色んな方法が楽しめるの
で、会社のイメージに似合った形で作られると楽しいかと思います。

鉢から株を抜いて、古い用土を軽く落とします。間違っても古い用土
を全部落としたり、面倒だからと水で洗い流す事はしないで下さい。古い用土
を落とす際は、根を傷めないように慎重に落とすようにして下さい。

植替えは今まで使用していた鉢より一回り大きめな鉢を用意し、新しい用土で
植え替えてやります。用土は観葉植物の土で構いませんが、最適なのは赤玉土
を5割でピートモスを3割、日向土か軽石を2割を良く混ぜて使用します。
植替えは面倒でしょうが、毎年同じ時期に行なうようにして下さい。

切り落とした枝は捨てないで、天挿しや管挿しで増殖として使って下さい。
時期的には5月下旬から6月中旬が最適です。

水遣りは春から秋までは鉢土の表面が乾いたら十分に与え、冬場だけは控えめ
に与えるようにします。

施肥ですが、春から秋に緩効性化成肥料を2ヶ月に1回の割合で与えます。
冬場は一切の肥料を与えてはいけません。

冬越しは5度以上で越冬します。会社では夜中は相当に冷え込むかも知れない
ので、5度を下回るようであれば防寒対策をした方が無難かと思います。

 
[11847] (2) Re: [11824] 伸びまくったポインセチア  
DATE : 05/01/09(日) 11:50
NAME : ポイント&センスさん
EMAIL:
U R L:


紅葉や微花を楽しんだ後は、適当に折っちゃえば。

5度以下で落葉。夏強く冬弱い。6月に新芽を挿し木、切り口の乳は良く水洗いし搾り出す。3週間後に発根、その1週間後に植え替え。8月に本葉5枚残して短くきって枝数を沢山にする。10月下旬まで太陽にガンガン当てます。その後、短日処理40日します。
10時間明るく、それ以上はダンボールを被せて暗くします。葉を発色させる為。
 其の侭では根詰まりするまで、大変背が高くなります。下葉は落ちてみすぼらしいものです。

元々は只の雑草ですから。発色のない葉は面白くない。

クリスマス三原色。白(鉢のアルミ箔・雪・純潔聖色)・赤(上の葉色・蝋燭の炎・愛と寛容の血の色)・緑(下の古葉・モミ針葉樹の緑・永遠の命)。に語呂合わせしたもの。頃合良く、クリスマスの頃に発色紅葉する。簡単に栽培繁殖でき、栽培期間も短い、高く売れる植物。園芸界のヒット商品、クリスマスと言えばシクラメンかポインセチア。

 
[11850] (3) ありがとうございました  
DATE : 05/01/10(月) 12:12
NAME : ヨッシィさん
EMAIL:
U R L:


園芸道楽さん、ポイント&センスさん ありがとうございました。

お二人のアドバイス、とても分かりやすくて参考になりました。
本当にどうしたらいいものかと悩んでいました。
枯れてしまったのなら、かわいそうだけど「処分しちゃえ〜」と
思い切れるのですが、頑張って生きているのでかわいそうで・・・
でも、お二人のアドバイスで救われました。
今は、日当たりのいい場所で、控えめの水遣りをしたらいいんですね(^^)

5月下旬〜6月中旬に切り戻し&挿し木をすればいいとの事ですが、
追肥と植替えもそれと同時でいいのでしょうか?





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