DATE : 06/01/12(木) 21:27
NAME : CB 大阪さん
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ビオラの切り戻しは、5月以後に茎が徒長しすぎたときに、用いたりします。従って、今回は関係がないですね。 ビオラ・パンジーは、寒さより、成長は遅いですが、表土の凍結や雪で枯れることは少ない。霜は葉が焼けますし、霜柱は根を持ち上げたり、霜柱が解けることによって根が真っ白に洗われます。それでも枯れることは少ない。 それでは、萎れる原因は何か? 植え付けの失敗と考えられます。 根土と鉢土の乾湿が癒合しなかった。 ポット土の底を、根をブチブチと音がする感じで、半分とか4つ割りに裂いて、ビャーッと広げて植えなかった。 ポット土と鉢土の乾湿の違い。 ポット土は、乾燥しやすく・潅水を度々繰り返すと土がジュクジュクになる。 ジュクジュクで冬の寒さで、乾かないと、土の中の通気が悪く水虫になって根腐れする。乾燥し過ぎると、水を弾いて、根付近の土に水分が行き渡らない。滲みこむよりも流れ去ります。水をやった心算となる。又潅水も、葉の上から掛けますから、葉が邪魔になって、水が茎元や根に行き渡らない。 次に、ポット苗の欠陥として、根がぐるぐる巻く癖があります。(ルーピング現象) これは、中々新しい土に根が伸びない事にも繋がります。新しい土に根が伸びれば問題なかった。痛んだ苗を軽く引っ張れば、スポット引き抜けると思います。新しい根が成長していない証拠。鉢底の根を軽く切ってやれば 新しい根が真っ直ぐに、外に向かって伸びます。ここで初めて新旧の土が馴染むことになります。
根さえ確りと成長すれば、勝手に大きくなります。花も次々と沢山咲いてきます。
根の簡単な仕組み。 太い根・・・株を支える。 細い根・・・産毛を生産する。 産毛・・・3-4日で絶えず生まれ変わる。栄養・水分を吸収する。 ポットを引き抜いたときに、観察してみてください。
乾燥で萎れる場合には、潅水すれば1-3時間でシャキッとします。潅水しても萎れたままなら、根の弱り・根腐れ。 根腐れは、或る日突然に枯れます(壊死)。正月前後に良く事故を起こします。 過去ログをみれば、沢山のQがあります。毎年の事です。
私ならもう一度植え替えます。根が真っ白でなく、黒ずんでいれば、軽く水で濯げば腐食根も洗われる。広げて植えればよい。 と考えます。 私などは、植えにくいので、何でも裸根にして植え替えています、手際よくしないと根が乾く。産毛は乾燥で直ぐに死ぬ。死ねば、生えるまで、脱水症状で、株が弱る。 と云う事です。
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