DATE : 06/05/11(木) 23:40
NAME : ぽーさん
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底面吸水鉢で売られていたということは、大輪系のシクラメンでしょうか? また、ヨッシーさんのお住まいはどちらの地方でしょう。 いまの時期、日当たりのよい縁側なら、こちら関東ではかなり気温も高くなり、新しい蕾が出てくることはまれです(とくに大輪系は)。でも、涼しい北国だったり、エアコンの入った涼しい環境だと、けっこういつまでも花が咲き続けることもあるようです。 また、私の個人的な経験では、ガーデンシクラメンは夏も咲きつづけるケースがわりに多いように思います。
ですから、特別に珍しいことでも、おかしなことでもないとは思うのですが、結論からいうと、ず〜っと咲かせ続けるのはやめたほうがいいんじゃないかな。 関東ぐらいの気候でしたら、今月いっぱいぐらいは、咲かせてもいいと思います。 寒冷地でしたら、6月まで咲かせても大丈夫かもしれません。 ただ、そのぶん体力を消耗してしまいますので、肥料はある程度やったほうがいいと思いますよ。
この時期を過ぎたら、継続法(非休眠法)で夏越しする場合でも、新しい蕾は摘んで、株を休ませてやりましょう。置き場所も、ずっと日当りではなく、涼しい半日陰に移すのがいいと思います。 花を咲かせるということは、シクラメンにとっては、すごく体力を使う仕事なのです。シクラメンにとって過ごしにくい夏の間は、開花させずに休ませて、秋からの成長期に備えましょう。
ちなみに、株によっては、取っても取っても次々に蕾をつける株もあります。私も(ガーデン種でしたが)2度ほど経験があります。 1度は親のカタキのように見つけては摘みましたが、2度目は(別の株ですが)途中であきらめて、夏の後半はけっこう咲かせてしまいました。 その後の生長を見ると、夏に咲かせた株は、その年の冬まではよかったのですが、翌年からガターッと調子を崩しました。 園芸品種の親となった原種シクラメンも、ほとんどが夏は休眠して過ごすとのこと。そのリズムは、現在のシクラメンにも受け継がれているようなので、なるべく崩さないほうがいいんじゃないかな〜と思います。
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