ガーデニングの家庭の医学「ヤサシイエンゲイ」


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 過去ログからのスレッド一覧 

選んだ記事は [No23888] です。

  [23876] 朝顔の花の色
    DATE : 2006年06月29日(木) 17時22分
    NAME : まるまるさん
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    朝起きて咲いていた朝顔は、とても青い色をしていたのですが、夕方見ると紫になってしぼんでいました。
    朝顔って咲く時としぼむ時で色はかわりましたっけ?

 
[23880] (1) Re: [23876] 朝顔の花の色  
DATE : 06/06/29(木) 21:46
NAME : CB大阪さん
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変わるものもあれば変わらないものもある。
 蕾・・・蕾が膨らむ・・・開く・・・萎れる この段階でそれぞれ変わります。
 桃色とか赤紫・青紫系がよく変わる。花を集めて揉んで、その汁を水に溶かし、
水で薄めれば良く解るのではないでしょうか。

 色は、色素の混合割合で決まります。色素は、金属の含有率と種類で決まる。
花色はその植物が金属イオンを吸収し加工する能力・性質で決まります。
大体このようなものと思う。

乾燥させたり、肥料分が少ないと、色がぼけて綺麗に発色しない植物もあります。
よく、アジサイの青花がピンクになるのは、土がアルカリ性で、金属を溶かせない。
溶かせないから、根が吸収しない、金属が不足する。
原料が足らないから、青み成分が欠如する。
だから、弱酸性の用土が栽培に適するという。
それぞれの根等のの性質に、吸収したり加工する技術に強い弱いがあり、
少ない金属成分でも、うまく利用する植物と、
沢山なければ上手く加工出来ないものもある。
赤い花は、赤い色を作るのが上手。逆に言えば、青い色を作るのが下手。
白い花は、色を作るのが下手なので、香りをつけるとか、夜に咲くとか、どちらかと言えば原始的な花に多い。
色を作らなくてもよいので、構造が単純ですむ。
白い花より原始的な花は緑色と思う。
葉っぱの色をそのまま引き継げばよい。従って蕾は緑色が多い。
蕾が膨らみ花が展開する間に、色を調合する。
概ね 緑・・・・白又は濃い色・・・・開花に伴い薄くなる・・・
萎びて濃縮され色が濃くなり・・・分解して黄変褐色して枯れる。
色素は細胞が死ねば酸化して分解される。色素は安定しない。
紫外線分解や酸化・加熱分解しやすい。
早い話が煮れば汚く褐色化する。ゆっくりと乾かせば褐色化する。
ドライフラワーも段々酸化して色があせて褐色化する。
このようなものと思う。



 
[23882] (2) Re: [23876] 朝顔の花の色  
DATE : 06/06/29(木) 22:02
NAME : ととろさん
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イリオモテアサガオや球流朝顔の事だと思います。宿根草なので冬は枯れたような上体でも温かくなれば芽が出ます。沖縄の朝顔?だとおもいます。
1年草の朝顔とは少し違います。

 
[23888] (3) Re: [23876] 朝顔の花の色  
DATE : 06/06/29(木) 23:36
NAME : はちみつさん
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こんばんは。
青いアサガオ(ヘブンリーブルーなど)は蕾→開花→咲き終わりでは色は変わります。
細胞の中の酸性度が蕾から咲き終わりまでに、酸性からアルカリ性、そして酸性に変化するので、それに反応して花の中のアントシアニンという色素が変化をおこします。

つまり、自らPHを変えるのでアントシアニン色素が反応して色が変化をするということです。
蕾・酸性(赤)→開花・アルカリ性(青)→咲き終わり・酸性(赤)

また、雨にあたったところは赤く変化します。酸性雨気味ということなんでしょうね。





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