ガーデニングの家庭の医学「ヤサシイエンゲイ」


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 過去ログからのスレッド一覧 

選んだ記事は [No2440] です。

  [2440] シクラメンに虫が・・・
    DATE : 2003年06月08日(日) 13時04分
    NAME : モアさん
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    U R L:


    はじめまして。こんにちは。
    友人から下から水を吸い上げる鉢のシクラメンをもらいました。
    ろくに植物を育てたことのない私なので、手入れがさっぱりわかりません。
    冬の間はきれいに花が咲き続けていましたが、最近水を入れるときに入れすぎたのか、葉っぱがどんどん横に伸び始め、倒れて枯れていく始末。
    これは根ぐされをおこしているということなのでしょうか?
    どんどん葉っぱが減ってきて、球根部分が見えるまでになってしまいました。
    しかも今日、よく見てみたら、小さな虫が球根の上を動いているようにみえました。
    ずっと部屋の中に置いてあったのにこんなことってあるのでしょうか。
    そして、対処方法はあるのでしょうか。
    もう捨てるしか手はないのか・・・と思ったのですが、せっかくのプレゼントをできれば再生したいのですが。よろしくお願いします。

 
[2524] (1) Re: [2440] シクラメンに虫が・・・  
DATE : 03/06/15(日) 02:17
NAME : SAPU+CHIさん
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U R L:


虫のことは分かりませんが、シクラメンは夏に葉を全て落として休眠に入る株とそのまま葉を残して夏越しする株があるんだそうですよ。どちらになるかは、そのシクラメン自体が決めることらしいです。なので、もしかすると休眠に入ろうとしているのかもしれませんね。
他には、ずっとお部屋の中で管理されていたということですか?
もしそうだとすると、日照不足や部屋の温度が高すぎるなどの影響で弱ってしまっているのかもしれないですね。だいたい4月末ごろから直射日光の当たらない戸外で管理するのが良いみたいですよ。
ただ、もし休眠に入ろうとしているのであれば夏の管理法がかなり変わってくるので、まずは休眠なのかどうかをはっきりさせた方が良さそうですね。
ちなみに、底面吸水鉢(下から水を吸い上げる鉢)での水管理の影響で、根腐れやモアさんの書かれた症状が出るとは考えにくいんじゃないかなと私は思いました。

長くなりますが、休眠時管理法をネットで調べてあったのでそれを書いておきますね。(もし、正確性に欠けたらごめんなさい・・・)

夏の暑さに弱く5月頃に葉が枯れて休眠状態になることが多いですが、完全に葉が枯れて休眠に入った株は、日光の当たらない風通しのよい場所で夏越しをさせます。
休眠に入ったら9月に植え替えるまで一切水を与えません。
自生地でも6〜10月頃は雨が降らない高温乾燥期で葉が枯れて休眠にはいります。ですからこの夏越し法は自生地の生育サイクルに近い方法といえます。
ただ、日本の夏は高温「多湿」なので球根が腐ることが良くありますがそれは仕方がないです。

ちなみに、植え替え法はこうありましたよ↓

鉢から抜いた株(球根)は古い土をすべて落とす。
根を2〜3cm残してばっさりと切り落とし、新しい土で植え替えます。
植え付けるときに球根の肩が地上部分に出るように植え付けるのがポイント。





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