ガーデニングの家庭の医学「ヤサシイエンゲイ」


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 過去ログからのスレッド一覧 

選んだ記事は [No28398] です。

  [28124] カランコエ・・・萎凋細菌病?
    DATE : 2006年11月12日(日) 00時26分
    NAME : ハナゴンさん
    EMAIL:
    U R L:


    初めて投稿します。
    1ヶ月ほど前に株和分けしたカランコエのうち
    1つの様子がおかしいのです。
    アドバイスを頂けたらと思います。

    症状はというと、
    葉はあまり水分を含まず、ハリがなくてしなっとした感じ。
    土に接する茎の部分が1センチほど茶色くなっています。
    葉に斑点などはありません。

    鉢の中でメインの茎はそのような状態なのですが
    極めて近くから出ている他の茎は、葉っぱも健康です。

    インターネットでは「萎凋細菌病」なんて言葉もあるようなのですが
    果たしてそれに該当するものなのか、
    対策はどうしたら良いのか分かりません。。。

    置き場所は、日中は日当たり・風通しの良いベランダで
    夜は暗い部屋に入れています。
    水遣りは土が乾く3日に一度くらいのペースでやっています。

    同じ時に株分けした他の2鉢は元気そのものなのですが・・・

    どなたかアドバイスをお願いします。

 
[28130] (1) Re: [28124] カランコエ・・・萎凋細菌病?  
DATE : 06/11/12(日) 11:22
NAME : ビール党さん
EMAIL:
U R L:


> 土に接する茎の部分が1センチほど茶色くなっています。
> 葉に斑点などはありません。
> 鉢の中でメインの茎はそのような状態なのですが
> 極めて近くから出ている他の茎は、葉っぱも健康です。


カランコエは、発生から1年近く過ぎた茎は茶色くなります。このとき、パッと見には
シミのようなものが広がっていく感じがします。また株分けなどの刺激を受けると、
株元からいくつもの新芽が出やすく、大きく育っていた部分を自ら枯らすこともあります。

ハナゴンさんの株も、元気な芽があるなら病気ではなく生理的なものだと思います。
ただ病気の可能性もなくもないし、しおれ始めた茎はそのままでは枯れますから、
その茎のつけねでカットしましょう。病気でも生理的なものでも、どこかしら茎の途中に
死んだ部分があるはずです。死んだ組織は復活しません。

そして切り口を見て白っぽい緑色なら健康ですし、赤ければ細胞が死んでいます(完全に
枯死して茶色くくびれているような場合もあります)。どのような場合でも、切り口が
乾けば残した株に影響はないでしょう。

カランコエは鉢植えで長く栽培していると、株元から細い茎がたくさん発生し、
ある意味大株になるのですが、1本1本は貧弱で花付きも悪くなります。冬〜春の
開花を楽しんだ後は大胆な剪定と植え替え、そして直射日光下で水を切らさず管理することで、
太く元気な新芽を育てることが出来ます。できれば日当たりの良い花壇に、初夏に
地植えしてみてください。見違えるほど逞しく育ちます。秋になると生育を停止し花芽を
作りますが、この時期は水を吸わなくなるので鉢上げの適期となり、植え痛みも起きず
冬には立派な花房を楽しめます。

 
[28398] (2) Re: [28124] カランコエ・・・萎凋細菌病?  解決しました!
DATE : 06/11/22(水) 03:00
NAME : ハナゴンさん
EMAIL:
U R L:


ビール党さん

丁寧なレスを頂き、ありがとうございました!
心配し続けたカランコエもの1鉢は、結果からいうと
ビール党さんのアドバイス通りでした。

最近、茶色いシミのようなものがどんどん茎を侵しはじめたので
なんだか不気味にすら感じていたのですが、
昨日、シミの部分が枯死したように自然と折れました。

茎のつけねでカットしましたが、枯れた小枝のような感じで
切り口も乾いていました。
また、枯れた部分と株分けした後に伸びてきた部分は、
元をたどると同一の根元から出ており、根っこは元気そうです。

カランコエ初心者ですが、アドバイス頂いたような管理法で一年を過ごし
長く楽しんでいきたいと思います。
ありがとうございました。





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