ガーデニングの家庭の医学「ヤサシイエンゲイ」


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選んだ記事は [No30075] です。

  [30075] 教えてください!
    DATE : 2007年02月15日(木) 10時39分
    NAME : 山下 月華さん
    EMAIL:
    U R L:


    初めまして!
    今日初めて、お邪魔致しまして、先ほど投稿すべき欄ではない所に記載してしまいました、ゴメンナサイね。

    ところで、ミニシクラメンをこの冬20株ほど購入致しまして、バルコニーの大きなプランタに植えています。
    とても、綺麗に咲いてわたくしを含め癒してくれていますが、このまま、来春迄植えたままでよろしいでしょうか?管理の方法をご指導いただけませんでしょうか?

 
[30083] (1) Re: [30075] 教えてください!  
DATE : 07/02/15(木) 16:00
NAME : Iwasakiさん
EMAIL:
U R L:


プランターのスペースに余裕が有れば、此の侭の状態で管理して行きます。
シクラメンの球根は、他のチューリップや水仙等の球根と違い、掘り起こしたりして夏の休眠期をこす事は有りません。
又、夏期でも少量の散水は必要です。
只、今の時期等に比べれば殆ど水を与える必要は有りません。
シクラメンは、暖かく成って来ると休眠に入りますが、其れまでは追肥等を十分与えて、球根の肥大に勤めます。
其れと、枯れてきた葉は、軸の根元から完全に削除します。
花も同じです。
又、休眠に入る前位から、散水の間隔を徐々に開けていきます。

 
[30084] (2) Re: [30075] 教えてください!  
DATE : 07/02/15(木) 16:39
NAME : CB大阪さん
EMAIL:
U R L:



球根系の簡単な目安
球根は、休眠(環境の変化を乗り切る一つの方法)しますが、夏など暖かい時期
に、地上部が枯れるものは、土を 「乾かして」 も良い。ほりあげても良
い。元々から、水が少ない地域の植物なので渇水期を無事に乗り切る知恵。

球根の多くは、地中で生活していますから、空気に晒すと 「黴が生えやす
い」「腐りやすい」「ミイラになりやすい」 。
ので、殺菌消毒した方が良い。日本(栽培地)と自生地とでは、雑菌害虫の種類
が違うので防ぎ方を知らない。 知らない土地や初めての国に行けばイロイロ
と迷ったり、戸惑いがあるようなもの。
又、休眠期に 「過湿」にすればより腐りやすい。熟睡しているときに、火事
になれば死なないと仕方が無い。

冬に枯れる球根。元々から、寒い地域の植物ですから、土を乾かさない。雪が
積もっているので、水はある。

ここで問題になるのは、シクラメンなど地上部に球根をむき出しにしている植
物。中途半端なので、これが一番ややこしい。乾燥させるべきか、湿らすべき
か。
どちらも間違いで、どちらも正解。つまり 保管管理に注意すればOKとなる。
従って、湿式栽培(土の保湿管理・黴が生えやすい)と乾式栽培(土を乾かす・
ミイラになりやすい)がある。どちらにするかは、好み。

いずれにしても、シクラメンは、面倒な植物です。
注意事項
1)管理年間温度に、うるさい。(温度変化に敏感 )・・概ね 開花時期17-18
度。生育23度前後。種の発芽15度。程度。1度単位の変化で、失敗の確立が増
える。・・・・ウルトラスーパー超極端な話
2)採光にうるさい・・・球根・新芽に優しい日当たりが必要。(葉を広げた
り・葉組・花寄せしたり)・・・花数が少ない・つぼみが育たない

3)ここが重要。 球根が繰りやすい・黴が生えやすい。・・・殺菌消毒をす
る。球根に水をかけない。鉢底から吸水する。風通しをよくする。
傷んだ花茎・葉茎は元から捩じる様に取除く。

従って、一般的には、シクラメンの球根や種・苗は、販売されていない。
全て、開花株又は、蕾株の販売となる。
年間それも12月前後の短い期間に3000-4000万鉢が一般的に、売られています
が、全てが蕾み付きの花です。

という事で、シクラメンは管理しだい。「栽培の慣れ」 ですね。

どういう訳か、大昔も今も、農業学校の教材になっています。農業祭り(文化
祭)では、いつも地域近隣の住民には人気がある。結構高いのですが、毎年売
切れです。ほしい人は2日目に展示品に氏名を張って、閉会日に引渡し。3回行
かないと買えない。暇なのか、温厚なのか、相手が地元の学生なのか、売れ残
りとかキャンセル・ほったらかしはいまだに無い。(^^♪

その他、球根は、花前後には、球根の栄養がなくなっている(貯金が無い)の
で、花後の葉を大切にして貯金を貯めさせないとダメ。花後の葉の寿命は短い
ので、特に大切である。






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