DATE : 03/12/21(日) 17:10
NAME : Polar Starさん
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枯らさずにというのは一度も休眠せずということですね。 きっと管理がよかったからでしょう。 たぶん栽培を続けられれば、来年の2月には開花すると思います。 順調な生育であれば既に現在の時点で花芽があがってきているかと思います。 葉はたくさんあって元気だが、花芽は見えないのなら、燐酸成分の多い液肥を標準濃度より2倍ほどに薄めて与えます。 鉢は底面給水鉢でしょうか。その場合は給水部の水を捨てて、先ほどの薄めた液に変えます。 普通ばちでしたら晴れた日の午前中に先ほどの液肥を与えます。 日光にはできるだけ長時間当てるようにします。そうしないと花芽が形成されません。 置き場所は日中暖房を入れているところだとかなり気温が上がります。 夜間温度との差があまり大きい場合(15℃以上)となるとシクラメンは弱ります。 その場合夜間温度をあまり下げないようにするため保温が必要です。 発泡スチロールでできたトロ箱のようなものを用意して、夜間はその中に鉢ごと入れます。 もしガーデンシクラメンのような小型の性質の強いタイプでしたら、室内におかず、雨のかかるように屋外に置いておく方がむしろ元気です。霜が降りるような天候でも特に枯れるということはありません。 心配ならそのときだけでも覆いをされればいいでしょう。 大輪の普通種でもシクラメンは低温には強いです。私は普通種を6鉢育てていますが、去年の冬、夜間の取り込みを忘れ、葉が真っ白になるほど霜が降りていましたが、どの鉢も何事もなく成長しました。 むしろ急激な温度変化のあるようなところや、日の当たらない場所に置いたりして弱らせることが多いと思います。 少し気になるのは鉢替えをしていない場合、根づまりを起こすのではないかということです。成長がいいものほどその危険性が有ります。 プラスチック鉢でしたら、水を与えた後、鉢の周りにへら上のものを差し込んでぐるりと鉢土の周りをまわし、鉢をひっくり返したら割合簡単に鉢土ごと抜けます。 根が鉢のそこまで達しているようでしたら、植え替えを行わないと早晩根づまりを起こします。 一回りか2回り大きい鉢を用意して、植え替えます。用土は自分でブレンドするのがいいのですが、袋詰になった値段のやや高めの花の土を選べばいいでしょう。 根鉢は崩さないように。 植え替えた場合一週間ほどは直射日光を避けます。そのあと徐々に日光に慣らすようにします。
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