DATE : 04/03/12(金) 22:28
NAME : Polar Starさん
EMAIL:
U R L:
この現象について思い当たることがあるので、そのことを述べてみます。 現在二階のベランダ(南向き)にあるプランターで4株のガーデンシクラメンが育っています。 この4株はいずれも去年の夏、休眠して夏後し、9月に今のプランターに植え付けたものです。 現在の場所には去年の暮れから置いており、夜間の取り込みもしていません。 大阪府北部なので、夜間温度は最低でも-1℃ぐらいなので凍死することはありません。 4株のうち1株はちらほら咲き始めましたが、残りはまだです。 のこり3株のうち一株が花が上がってきているのでもうすぐ咲くと思います。 実はベランダで栽培している4株と同じ時期に別の1株を大輪種と同じように室内で育てました。 この株は既に満開(10花ほど)になっており、その姿がプランター育ちの4株とはとても同じシクラメンとは思えないほど違います。室内で育てたものは花茎が程よく立ち上がりいわゆるシクラメンらしい咲き方です。 一方、プランターのものは葉がいわゆる叢生し高さも低く、がっちりしています。 葉の数はとても多く、その中にほんのわずかの花芽を大事そうに抱えています。 花茎は葉よりもほんの少し高くなるだけで、余り伸びません。 以上のことから次のことが推論されます。 「室内で育てたものは室温(10℃〜20℃)、湿度(50%〜80%)とも一定範囲に収まるように管理したが、 室外のものはとりわけ低温側に生育環境がシフトしたため、現在のような草姿となった。 つまりきびしい低温、且つ乾燥の環境に耐えるための姿である。」 別の言い方をすれば、花芽形成のあたりから、余り低温になる環境(10℃以下)が長く続くと花茎が伸びないのではないかということです。
|