DATE : 04/04/04(日) 08:08
NAME : Polar Starさん
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この株は自分で育てられたのではなく、去年11月に開花かぶとして求められたものだと思うのですが、そういう株は栽培法、あるいは開花促進剤などで開花時期を早めたもので、シクラメンの本来の開花時期は実は3月中ごろからで、わが家の放任してあるガーデンシクラメンは今が満開時期です。つまりヨメイヨシノと同じか少し早い時期。 一ヶ月ほどの花の時期が過ぎると気温も高くなり、株によると自然と葉が黄変して休眠します。 お尋ねの株の場合、去年の11月からいつまで開花していたのか不明ですが、しかるべき開花時期を過ぎていたので、少し前の暖かい気候のせいで、休眠モードに入った可能性があります。 その場合、鉢はそのままで、葉の数が減ってきますから水やりはそれにあわせて徐々に回数を減らし、葉がなくなると止めます。置き場所はこの時期でしたら外に出しておいて大丈夫でしょう(最低気温が8℃を目安にして)。 休眠した株は日の当たらない場所で9月終わりごろまでそのままにします。 9月になったら新しい土に植え替えます。運がよければ発芽するでしょう。 運がよければというのは人工的に開花時期を早めたものは、花の時期を長く楽しめますが、その分、株の疲弊も激しく、もう一度発芽して開花するというのは特に大輪種の場合、余り確率が高くないからです。年末に店頭を飾るシクラメンは少し長く楽しめる切花という感覚でいた方が精神的にもいいでしょう。 葉の黄変のもう一つの原因は球根部の腐敗によるものです。ちょうど暖かくなってきた今の時期に起こりがちですが、この場合黄色くなった葉が伸びている球根の部分を指で押してみるとやわらかくなっています。 こうなった株はまず助かりません。 一応休眠モードに入ったことを前提に対処されればいいと思います。
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