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病気は特になし・害虫 アブラムシ
●植え付け時に細い根を乾かさないようにします
●植え付けの適期はタケノコの出る1ヶ月前に行います
●風の強い場所は植え付けに適さない

タケは日本人には古くから生活に密着した植物で春のタケノコは食用に桿(【かん】タケの茎のこと)は工芸品や生活用品に利用されてきました。
桿をまっすぐに伸ばして細長い葉を付けるその秀麗な姿は和風の庭園にぴったりです。桿の黄色くなるキンメイチク、黒くなるクロチク、堂々とした姿でタケノコもおいしいモウソウチクなど観賞用として使用されるものもたくさんあります。
またこれだけ馴染み深いのにナゾの部分も多い植物で、タケは草、木どちらにも分類されず、どちらの特徴も持っているという人もいます。花の咲く周期も60年ごとや150年ごとなどといわれておりはっきりしたことはわかっていません。ただ、花が咲いた株は花後いっせいに枯れるということがわかっています。

品種にもよりますがほおっておくと5m〜10mにもなり住宅街なら近所迷惑にもなりかねませんので適当な大きさに育ったところでてっぺんの生長点を摘んで(15〜20節で)それ以上丈が伸びないようにしましょう。桿から出る枝は2〜4節で芽先を摘むと見た目もすっきりとして整ってかたちに仕立てられます
春先からアブラムシが発生します。アブラムシは病気を誘発する原因にもなりますので見つけ次第薬剤を散布して駆除します。2月頃から予防のために薬剤をまいておくのがベストです。
地下茎が伸びすぎて他の場所にまで侵食するのを防ぐためには株の周りに実30cmほどの深さのミゾを掘ると日光を嫌う地下茎はそれ以上伸びていきません。

丈夫な植物で日当たりを好みますが乾燥に弱いので直射日光の当たる場所はあまり適しません。半日陰の場所で育てます。年数が経つと株が大きくなり桿の数も増えるので自然と株元に日陰ができます。良く日の当たるところに植え付けるつもりなら最初に数株まとめて植えて株元に日陰ができるようにしても良いでしょう。
鉢植えにすることもできますが地下茎の勢いが強いので内側から鉢を割ってしまうことがあります。ちゃんとした鉢植え仕立てのものもありますが、これは結構ハイレベルな技術を使って育てているのであまり一般向きではありません。
寒さには強く防寒対策は必要ありませんが冷たい風がまともに当たると葉の色が白っぽくなってしまいます。特に暖かい地方原産のタケ(ホウライチクなど)にこのような症状が見られます。

湿り気のある土壌を好みますので、土の表面が乾くようならしっかりと水を与えます。特に植え付け直後と真夏に水切れさせないようにしましょう。
肥料は植え付ける際に土に堆肥をたっぷりと混ぜ込みます。その後追肥として3月(タケノコの出る前)、6月、9月に1回ずつ速効性の化成肥料(白い粒状の肥料で水をやると溶けて土にしみこみます)を株元にばらまきます。

鉢植えで育てる場合は赤玉土5:川砂3:腐葉土2の割合で混ぜた土を使用します。地植えの場合は水はけと水もちがよく腐葉土などの入った肥えた土が適します。
植え付ける時期はタケノコの出る1ヶ月前に行うのがよいでしょう。だいたいタケノコは春出るものと思われがちですが、品種によっては秋にタケノコが出るものもありますので注意しましょう。だいたい具体的な目安として
●モウソウチク…3〜4月 ●カンチク・シカクダケ…8〜10月
が植え付けの目安です。
植え付けるときに注意したいのは地下茎から伸びている細い根を乾かさないことです。この根を乾かしてしまうと植え付け後の生育が極端に悪くなります。植え付け直後は不安定ですので支柱を立てて固定しましょう。一度植え付けた株は植え替えの必要はありません。
株分けでふやすことができますが大きくなってしまった株は丈も高くて根も張っているので扱いづらくて手に余ります。特に根を乾かしてはいけないので根に水をかけながら掘り上げる必要があります。
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