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タケ類の育て方

タケタケ亜科 学名:Bambusoideae 用途 鉢植え 露地植え(危険)
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよいほう)

日本人には非常に馴染みの深い植物で、鑑賞、食用、道具を作る際の素材として利用されています。地下茎が伸びてふえていきます。その秀麗な雰囲気の姿は和風の庭園には欠かせません

栽培カレンダー
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肥料
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季節・日常の手入れ ポイント
品種にもよりますがほおっておくと5m~10mにもなり住宅街なら近所迷惑にもなりかねませんので適当な大きさに育ったところでてっぺんの生長点を摘んで(15~20節で)それ以上丈が伸びないようにしましょう。桿から出る枝は2~4節で芽先を摘むと見た目もすっきりとして整ってかたちに仕立てられます。

地下茎が伸びすぎて他の場所にまで侵食するのを防ぐためには株の周りに30cmほどの深さのミゾを掘ると日光を嫌う地下茎はそれ以上伸びていきません。

日当たり・置き場所
丈夫な植物で日当たりを好みますが、乾燥に弱いので西日の当たるような場所はあまり適しません。半日陰の場所で育てます。年数が経つと株が大きくなり桿の数も増えるので自然と株元に日陰ができます。良く日の当たるところに植え付けるつもりなら最初に数株まとめて植えて株元に日陰ができるようにしても良いでしょう。

鉢植えにすることもできますが地下茎の勢いが強いので内側から鉢を割ってしまうことがあります。ちゃんとした鉢植え仕立てのものもありますが、これは結構ハイレベルな技術を使って育てているのであまり一般向きではありません。

寒さには強く防寒対策は必要ありませんが冷たい風がまともに当たると葉の色が白っぽくなってしまいます。特に暖かい地方原産のタケ(ホウライチクなど)にこのような症状が見られます。

水やり・肥料
湿り気のある土壌を好みますので、土の表面が乾くようならしっかりと水を与えます。特に植え付け直後と真夏に水切れさせないようにしましょう。

肥料は植え付ける際に土に堆肥をたっぷりと混ぜ込みます。その後追肥として3月(タケノコの出る前)、6月、9月に1回ずつ速効性の化成肥料(白い粒状の肥料で水をやると溶けて土にしみこみます)を株元にばらまきます。

用土
鉢植えで育てる場合は赤玉土5:川砂3:腐葉土2の割合で混ぜた土を使用します。地植えの場合は水はけと水もちがよく腐葉土などの入った肥えた土が適します。

植え替え・植え付け
植え付ける時期はタケノコの出る1ヶ月前に行うのがよいでしょう。だいたいタケノコは春出るものと思われがちですが、品種によっては秋にタケノコが出るものもありますので注意しましょう。「モウソウチク…3~4月」「カンチク・シカクダケ…8~10月」が植え付けの目安です。

植え付けるときに注意したいのは地下茎から伸びている細い根を乾かさないことです。この根を乾かしてしまうと植え付け後の生育が極端に悪くなります。植え付け直後は不安定ですので支柱を立てて固定しましょう。一度植え付けた株は植え替えの必要はありません。

ふやし方
株分けでふやすことができますが、大株は丈も高くて根も張っているので扱いづらく、手に余ります。特に根を乾かしてはいけないので根に水をかけながら掘り上げる必要があります。

かかりやすい病害虫
春先からアブラムシが発生します。アブラムシは病気を誘発する原因にもなりますので見つけ次第薬剤を散布して駆除します。2月頃から予防のために薬剤をまいておくのがベストです。

まとめ 
植え付け時に細い根を乾かさないようにします
植え付けの適期はタケノコの出る1ヶ月前に行います
風の強い場所は植え付けに適さない

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