デプラデニア(マンデビラ)

キョウチクトウ科 「て」からはじまる植物 つる性

デプラデニア
この植物の育て方
科名
キョウチクトウ科
学名
Mandevilla
別名
チリソケイ
原産地
メキシコ~アルゼンチン
大きさ
つる性
開花期
5月~10月
難易度
★★★☆☆(ふつう)

こんな植物です

メキシコからアルゼンチンにかけておよそ100種類が分布するつる性の植物です。以前は近縁のデプラデニア属に分類されており、その名残で今でもこの名前で呼ばれることが多いです。ツルがよく伸びるので、フェンスや支柱に絡ませて栽培します。熱帯性の植物で寒さにやや弱いです。気温の高い時期はぐんぐんツルが伸びます。

主な開花期は5月~10月頃です。花の大きさは種によってやや異なりますが、径10cm前後でラッパ型、先端が大きく開いて5枚の花びら状になります。花色は白、ピンク、赤などがあります。

名前の由来

マンデビラはブエノスアイレス駐在イギリス公使だった(19世紀)マンビデルの名前にちなみます。

種類

〔〕内は学名、M.はMandevillaの略

アマビリス〔M. ×amabilis〕

掛け合わせて作られた交雑種です。園芸品種の’ローズジャイアント’が広く普及しています。花や葉は全体的に大型です。花の大きさは10cm~12cmで花色は濃いピンク、葉は長楕円形で光沢があって表面の凹凸が大きく、葉脈があばら骨のように浮き出ます。種小名のアマビリスは「愛らしい・可愛らしい」の意。

サンデリ〔M. sanderi〕

ブラジル原産、気温が15℃~18℃程度あれば一年を通して開花します。花は 7cm~8cmで色は淡ピンク~濃ピンクで色幅があります。秋にばっさり刈りこむと春につるを伸ばさないうちに花を咲かせるので、鉢花としても利用されます。

ボリビエンシス〔M. boliviensis〕

ボリビア原産で花は4cm~7cm、純白で中心部分が黄色くなります。’サマードレス’の名前で出回ることもあります。

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