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インパクトのあるユニークな花姿

トケイソウ

トケイソウ
科名:トケイソウ科
学名:Passiflora
原産地:全世界
草丈:つるが長く伸びる
開花期:7月~9月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

〔〕内は学名、P.はPassifloraの略

トケイソウとは

熱帯アメリカを中心に全世界におよそ400種以上が分布します。低木になるものやつる性の草木など、種によってその形態は大きく異なります。

その多様さから、トケイソウの仲間は「アストロフェア」「デイダミオイデス」「デカロバ」「パッシフローラ」の4グループ(亜属)に分けられています。日本で一般的にトケイソウの仲間として扱われるのはつる性植物の「デカロバ」と「パッシフローラ」の2グループです。このページでも、その2グループをトケイソウとして扱います。

姿形・由来

鉢植えのほか、つるが長く伸びて、巻きひげでを他のものに絡ませながら上に伸びていくので、壁面緑化などにも利用されます。主な開花期は夏で、花の大きさや葉の形は種によって様々です。

漢字にすると「時計草」で、雄しべと雌しべと針、花びらを文字盤に例えてこの名前があります。英名のパッションフラワーもしくは属名のパッシフローラは「キリスト受難の花」と言う意味です。理由は諸説ありますが一例として、副花冠をキリストの頭上の茨、雄しべや雌しべを十字架などに見立て、花全体でキリストが磔にされた姿に例えたとされます。

不思議な魅力の副花冠

普通の花びらの内側に副花冠という別の花びらが付きます。細い糸状や短いヒゲ状で放射状に付くものが多いですが、’ムルクジャ’のように副花冠が筒状になる種もあります。

副花冠自体は珍しいものではありませんが、トケイソウのものは短かったり長かったり、先端がよじれていたり、色がまだらになるものがあったりと、個性的でおもしろいものが多いです。

来歴

日本にはじめて入ってきた種はパッシフローラ・カエルレア〔P. Caerulea〕で、江戸時代中期の享保年間(1716-1735)のことです。現在でも日本で最も普及している種のひとつです。「トケイソウ」というと広い意味ではトケイソウ属の仲間すべてを指しますが、狭い意味では本種を指す和名になります。

カエルレア種はブラジル、パラグアイ、アルゼンチンに分布します。花径は10cmほどで、花びらは淡い紅色や青、副花冠は紫色で真ん中だけ白になります。

主な種類


花を楽しむだけでなく、果実が食用となる種もたくさんあります。パッションフルーツの名前でトロピカルフルーツの一種として知られています。

クダモノトケイソウ〔P. edulis〕
果実は長さ5cmほどでタマゴ型、熟すと赤紫色になります。絞ってジュースにするのがポピュラー。

オオミノトケイソウ〔P. quadrangularis
名前の通り果実が大きく、長さ30cmほどになります。

ミズレモン〔P. lauriforia〕
果実が熟すと黄色からオレンジ色になるのでこの名前があります。

クサトケイソウ〔P. foetida〕
漢字で書くと「臭時計草」で葉に独特の臭気があります。熱帯アメリカ原産、生育旺盛で沖縄では持ち込まれたものが野生化しています。

コッキネア〔P. coccinea〕
鮮やかな緋色の花が人目を惹きます。

ホザキノトケイソウ〔P. racemosa〕
ブラジル原産で、赤色の花を1本の花茎から10輪程咲かせます。

画像


レディーマーガレット
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トリクスピス
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