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トリトニアの育て方

トリトニアアヤメ科 学名:Tritonia 用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ふつう:霜に注意)

秋に球根を植えると春に花を咲かせます。30種の仲間が知られていますが、園芸でよく育てられているのはクロカタ種とヒアリナ種です。

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
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球根植え付け
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肥料
バー バー バー バー バー           バー バー

季節・日常の手入れ ポイント
花後の手入れ
花が枯れてきたら、花茎を根元から切り落とします。花茎をそのままにしておくと球根の栄養が花茎の方に回ってしまい、球根が消耗します。翌年も元気に花を咲かせるため球根の消耗を抑える意味で花茎を切ります。葉は花後に球根に栄養を蓄えるために大事ですので、自然に枯れてくるまで切らないようにします。

日当たり・置き場所
暖地では庭植えでも冬越し可能です。霜に当たると枯れてしまうので、暖地以外では、霜の心配のない屋根のある場所や室内に置いて育てます。

トリトニアの生育時期は日本では冬になりますが、この時期の管理が一つのポイントです。霜や寒風に気をつければ寒さで株がやられることは少ないですが、冬期でも5℃以上あればよく育ち、春の花付きも良いです。また、生育時期に十分に日光に当てて育てることも大事です。トータルすると日当たりがよく、冬でも暖かい場所が適しているといえます。

気温が25℃を越すと自然に葉が枯れて休眠に入ります。多少差がありますがだいたい、6月~9月は休眠します。休眠時期は雨の当たらない風通しの良い日陰におきます。球根を掘りあげる必要はありません。植えっぱなしのまま鉢ごと管理します。

水やり・肥料
生育期間中は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。極端な乾燥に注意しましょう。また、灰色カビ病の予防のために葉や花に水をかけないように、そっと葉をよけて株元に水を与えるようにします。葉が枯れて休眠に入ったらいっさい水を与えずに乾燥させます。

肥料は生育期間中に与えます。新芽が出てから葉が枯れるまで月に1~2回、1000倍に薄めた液体肥料を与えます。

用土
水はけがよく腐植質に富んだ土が適しています。赤玉土6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使います。腐葉土を1割ほど減らして保水力のあるバーミキュライトを足しても良いでしょう。

植え替え・植え付け
球根植え付け球根が増えてきゅうくつになったら分球を兼ねて植え替えます。毎年必ず植え替える必要はなく、地植えは数年間植えっぱなしでかまいません。

植え付けの適期は10月上旬~中旬です。5号鉢(直径15cm)に7~8球が植え付けの目安です。球根には3cmほど土をかぶせて芽が出るまで明るい日陰で管理し、芽が出たらよく日光に当てます。

ふやし方
球根が自然に増えるので、分球してふやします。作業は植え付け時期と同じ10月上旬~中旬に行います。

かかりやすい病害虫
病気 灰色カビ病

灰色カビ病は菌によって起こされる病気で、感染すると葉や花などの柔らかい部分にシミができ、それが広がっていって腐ってカビが生えます。春~梅雨時期など、多湿の時期に発生しやすい病気です。風通しをよくして花や葉に水をかけないようにして予防しましょう。

まとめ 
花や葉に水をかけない(灰色カビ病予防のため)
冬期は5℃以上が理想的
休眠中は水を断ちます

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