ツバキの育て方
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- 科名
- ツバキ科
- 学名
- Camellia japonica
- 用途など
- 鉢植え 庭植え
- 開花期
- 2月~3月
- 大きさ
- 高さ6m~8m
- 耐寒性
- つよい
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
育て方
- ・植え付けは気温が充分上がってから
- ・冬の冷たい風を避ける
- ・日陰に強い
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
植え替え | 3月中~5月上 |
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剪定 | 3月中~5月上 |
肥料 | 2月~3月 / 9月下~10月 |
日常の手入れ
剪定
枝がたくさん伸びてくるので、枝を切りつめる剪定が必要です。花の終わった直後が適期です。花は冬に咲きますが、花芽が6月から7月頃に作られるので、この時期以降の枝を切ると、同時につぼみも切り落としてしまうことになります。夏以降は見苦しい枝などをすこし切る程度にして、ばっさり枝を切るような剪定は行いません。
日当たり・置き場所
日陰にはかなり強い植物です。冬の乾いた冷たい風は大変嫌がるので、北側や西側の風が強い場所は避けた用がよいでしょう。あまり、日当たりに気を使う必要はないが、建物の東側や南側で、空気中の湿度が高めの場所が適しています。
水やりと肥料
水は土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
適した土
粘土質の土は避けますが、あまり選ばず育ちます。
植え替え・植え付け
常緑の広葉樹は春になって、気温が高くなってから植え替えるのが基本になります。あまり急ぎすぎて4月頃植え替えや植え付けを行うと、もし寒さがもどってきた場合、うまく根が付かず生長が阻害されることもあります。
ふやし方
タネまきと、さし木でふやすことができます。ここではタネのまき方を紹介します。
10月頃に実を採って2~3日陰干しします。皮が割れたら、中にある黒い実(3~6個入ってる)をビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に保存しておき、翌春の3月ころにまきます。うまくいくと3~4年で花を付けますが、それ以上かかることもあります。
かかりやすい病害虫
害虫:チャドクガ
チャドクガというケムシが6~8月の間に2度ほど発生する。1枚の葉の裏に10匹以上が固まっている初期の頃に、その葉っぱごと処分すると被害がほとんど発生せずに済む。大きくなってしまい、植物全体に散ってしまったら、ケムシ用の殺虫剤を散布します。抜けた毛に触れただけでも皮膚がかぶれるので駆除は慎重に。