リュウココリネ
リュウココリネ
画像:けえ企画 品種:イクシオイデス
科名
ユリ科
学名
Leucocoryne
別名
グローリーオブザサン
原産地
チリのアンデス
草丈
30〜40cm
開花期
4月〜6月
栽培難易度
★★★★☆

リュウココリネについて
チリのアンデス山麓に自生する球根植物で5〜12種ほどが知られています。園芸ではイクシオイデスとその変種イクシオイデス・プルプレアが比較的よく栽培されています。春に花茎を長く伸ばしてその先端に数輪の花を咲かせます。花色は紫・青・白・藤色などで、芳香があります。
リュウココリネの種類

リュウココリネ・イクシオイデス *(アスタリスク)のような形をした花を6〜9輪花茎の先端に咲かせます。花の大きさは4cm程度で花びらの先端はブルーがかった藤色、中心が白色です。花には芳香があります。花びらが白色一色の変種もあります。
リュウココリネ・イクシオイデス’プルプレア’ イクシオイデスの変種でやや花びらが丸みがあり、花の中心部分が紫色になります。プルプレアとは紫色の意味。
リュウココリネ・アリアセア イクシオイデスを小型にしたような種。


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1.イクシオイデス’プルプレア’
メガネ栽培メモ
栽培難易度
難しい
特長
 花茎の先端に咲く美しい花
耐暑性
弱い
耐寒性
4℃以上
生育適温
使用用途
鉢植え 地植え(暖かい地域)
栽培カレンダー
1
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5
6
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12
開花時期
球根植え付け
 

■原生地について
 秋〜春に多く雨が降り、夏の高温期は乾燥する地中海性気候のところを原生地としそのような環境を好みます。そういう意味では気候のあっていない日本ではやや育てにくい植物といえます。逆に気候や環境が合えば庭植えにしても簡単な霜よけ程度で数年間そのままでもよく花を咲かせるそうです。
■やや寒さに弱い
 半耐寒性の球根植物で、やや寒さに弱く霜や凍結に合うと球根が枯死してしまうこともあります。耐寒温度は4℃、暖地なら庭植えにしても簡単な霜よけ程度で冬を越しますがそれ以外の地域では鉢植えにして霜の当たらない場所で管理した方が無難です。
■植え付け時
 庭植えにする場合は日当たりの良い暖かい場所が適しています。ただ、上記のようにやや寒さに弱いので注意が必要です。球根の植え付けの適期は9月下旬から10月。
■球根の植え付け間隔
 庭植えの場合は球根の高さの2倍の深さ、間隔は球根の幅3コ分あけて植え付けます。鉢植えの場合は浅く、球根の上に2cmほど土がかぶる程度にします(根の伸びる深さを十分確保するために浅めに植えます)。5号鉢(直径15cm)に4〜5球が目安です。用土は赤玉土5:腐葉土3:川砂2の割合で混ぜた土を使います。
■冬に乾燥させすぎない

 冬の生育期間中はやや湿り気味の土壌と高めの湿度を好みますので、冬でも土が乾きすぎないようにしましょう。良い花を咲かせるためには冬の水切れはよくありません。ただし、常に土がじめじめ湿っているような環境は良くないので気をつけましょう。水はけの良い土を用いるのも大切です。
■高温多湿に弱い
 高温多湿に弱く、日本では夏に球根が腐って消滅してしまうことがあります。
■花後の管理(鉢植え)
 花後は徐々に水やりを減らして葉が枯れて休眠に入ったら鉢ごと雨の当たらない場所で管理し、秋になったら新しい用土で植え付けます。
■花後の管理(庭植え)
 花後、地上部が枯れたら球根を掘り上げてよく乾かし貯蔵します。ちなみに夏でも涼しくて水はけの良い半日陰であれば植えっぱなしでも夏越しできることがあります。
■ふやし方
 球根の基部に子球が発生しますので、それを外して植え付けます。芽が出たら薄い液肥を時々与えて育てていきます。上手に育てると2年くらいで花の咲く球根に生長するようです。イクシオイデス以外は子球ができにくい。

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