アサガオの育て方
ヒルガオ科 学名:Ipomoea nil (Pharbitis nil) |
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開花期 |
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タネまき |
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■西洋アサガオ
開花期 |
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タネまき |
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季節・日常の手入れ ポイント
色々な仕立て方ができますが、一番オーソドックスなのは「あんどん仕立て」です。仕立て方の手順は以下の通りです。
あんどん仕立て | |
![]() 双葉の次に出てくる葉を「本葉」と呼びます。本葉が8枚のときにまず最初の作業、「摘芯」を行います。下から数えて5枚目の本葉の上で先端をちょん切ります(これが「摘芯」です)。 先端を切られてことで、残った葉のワキから新たにつるを伸ばし始めます。つるがたくさん出た場合、上に近い部分から出た3本(イラストの丸印)を残し、あとは切り落とします。 |
![]() 残したつるが15cmくらいに伸びてきたら、一番元気なものを1本残して残りを根元から切ります。気温が高い時期はぐんぐんつるを伸ばします。支柱は早めに用意しておきます。 |
![]() 支柱に伸びてきたツルを矢印のようにからませていきます。アサガオは基本的に下から見て左まきです。棒とワッカ状の支柱がくみ合わさった「アサガオ支柱」が市販されていますのでそれを利用するとよいでしょう。 |
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日当たり・置き場所
日当たりを好むため、午前中いっぱいは日の当たる場所で育てましょう。
冬前に枯れてしまいますので防寒対策は必要ありません。
水やり・肥料
土の表面が白く乾いたらたっぷりと水を与えます。真夏の水やりは朝夕の涼しい時間帯に。
肥料は植え付ける際に土の中にゆっくりと効くタイプの粒状肥料を混ぜ込んでおきます。その後は1週間に1回の割合で液体肥料を与えます。薄めるタイプの液体肥料は鉢植えの草花に与えるのと同じ濃度で。
用土
水はけが良く、腐葉土など有機質のたっぷり入った土が適しています。赤玉土5:腐葉土4:川砂1の割合で混ぜた土や草花用の培養土を用います。
植え替え・植え付け
春にタネをまくと冬前には枯れてしまう一年草なので必要ないです。
タネをまいて育てます。順にポイントを見ていきましょう。
〔気温が低いと発芽しません〕
タネが発芽する気温が20℃〜25℃と比較的高温です。気温の低い時期にあわててまくのは禁物です。5月中下旬に気温がじゅうぶん上がってからにしましょう。
〔下準備をする〕
アサガオのタネは表皮(カラ)が非常に固いです。せっかく芽を出してもカラを破れず、双葉が開かないときがあります。まく前に、下準備として一晩水につけて吸水させます。そうすると、芽が出たときにカラが破れやすくなります。ヤスリなどで軽くこすり、カラの薄い部分を作る方法もあります。ただし、その場合は位置に気をつけます。
発芽しやすいような処理がされているものが多く市販されています。そのようなタネは下準備不要です。
〔直まきと移植〕
鉢や庭にタネを直接まいて育てる方法を「直まき」といいます。また、一度発芽したものを、他の場所に移し替えることを「移植」といいます。アサガオは直まき、移植どちらでも育てられます。移植する場合は、双葉が完全に開いて本葉が出る前までに行います。
鉢で育てる場合、4号(直径12cm)鉢-6号(直径18cm)鉢に1株が目安です。仕立て方により、適した鉢の大きさはやや異なります。
タネは花の終わったあとにできたものを採っておいて次の年にまくのもよいでしょう。ただし、毎年自家受粉のものをまくと品質が低下しやすい傾向があります。
目当てのの花色、品種がある場合は、新しいタネを購入します。タネからでも非常に育てやすい植物なので、ぜひ一度挑戦してみてください。
かかりやすい病害虫
病気は特になし・害虫 アカダニ アブラムシ
まとめ
タネまきは気温がじゅうぶんに上がる5月に
日当たりを好む
水はけのよい肥沃な土が適する
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