- 科名
- ナンヨウスギ科
- 学名
- Araucaria
- 原産地
- 南アメリカ ポリネシア オーストラリア
- 大きさ
- 高さ50m~60m
※鉢植えでは1m~1.5m - 開花期
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- 難易度
- ★★☆☆☆(そだてやすい)
こんな植物です
〔〕内は学名、A.はAraucariaの略
南アメリカやオーストラリアに約15種類が分布する常緑性の針葉樹です。遠目で見るとマツやモミノキに似ていますが植物的に別種で関係はありません。古い地層から化石としても発見されており、古い時代から地球上に存在していたとされます。
もっとも一般的に栽培されているのはオーストラリア領ノーフォーク島原産のアローカシア・ヘテロフィラ〔A. heterophylla〕(別名シマナンヨウスギ)で、60mを超す大木に生長する本属最大の種です。幹から左右水平に枝を出して階層状になる樹姿は非常に美しいです。
暖地では庭木や街路樹として利用されますが、大鉢に仕立てた幼木が観葉植物として扱われることも多いです。幼木の葉は長さ1cmほどの針状で枝に軽く巻き付く様な感じで生えています。幼木の状態ではどの種もあまり特徴はなく、成木になるとはっきりと区別できるようになります。
名前の由来
アローカリアの名前はチリでのこの植物の呼び名や地名、チリに住む部族名に由来する、など諸説あります。
主な仲間
ブラジルマツの別名があるアローカリア・アングスティフォリア〔A. angustifolia〕やチリーマツ、モンキーパズルとも言われるアローカリア・アロウカーナ〔A. araucana〕なども知られていますが、日本ではあまり流通していません。
関連する植物
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アローカシア
サトイモ科 難易度★★★☆☆
名前がそっくりなので、字面だけ見ると戸惑う