細かい葉が密につく、生け垣向きの低木
ハクチョウゲ
科名:アカネ科学名:Serissa japonica原産地:中国 台湾 インドシナ樹高:50cm-1.5m開花期:5月~6月栽培難易度:
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ハクチョウゲとは
ハクチョウゲの花 ダンチョウゲ ダンチョウゲの花 |
中国、台湾、インドシナなどに分布する常緑性の低木で、樹高は60cm~1m程度に収まります。す。生長が早く、芽吹く力が強く、細かい枝葉を密生させるのが特長で、江戸時代から生け垣や植え込みなど庭園に利用されていました。また、盆栽にもよく仕立てられます。
5月~6月に1cm足らずの星形を白い花を株いっぱいに咲かせます。遠目からではあまり気づかないですが、シンプルでなかなか可愛らしい花です。花にはおしべの長いものと短いものがありますが、一つの株に両方の花が咲くことはないようです。
園芸品種にフタエザキ(二重咲き)ハクチョウゲ、ヤエ(八重)ハクチョウゲ 、紫がかった白花のムラサキハクチョウゲなど花に変化のあるもの、葉に白い縁取りの入るフイリハクチョウゲがあります。変種のダンチョウゲ〔var. crassiramea〕は節と節の間が詰まっているのが特長です。
ハクチョウゲは丁字に似た白い花を咲かせるという意味で、白丁花の漢字を当てるのが一般的です。鳥の白鳥とは関係ありません。中国名の六月雪は6月頃に白い花を一面に咲かせる姿に由来します。
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