球根ベゴニアの育て方
シュウカイドウ科 学名:Begonia × thberhybrida用途 鉢植え ベゴニアは熱帯~亜熱帯に1000種以上が分布します。その中でもアンデス山系に分布する数種の球根性ベゴニアを掛け合わせてつくられた品種が球根ベゴニアと呼ばれます |
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開花期 |
植え付け |
肥料 |
季節・日常の手入れ
一度花が咲き終わったら、茎を半分くらいに切り戻すと新しく伸びた枝から秋頃、涼しくなったら再び花をつけます。直立性タイプは自重で茎がぽっきり折れることがあるので、長く伸びる前に支柱を用意しておきます。
晩秋に茎葉が枯れて休眠に入ったら、掘り上げて乾いたバーミキュライトなどに入れて凍らない程度の場所で貯蔵します。
日当たり・置き場所 ポイント
生育適温は18℃~25℃です。日当たりを好みますが、強い直射日光に当たると葉焼けをおこしてしまい、株が弱り花をつけなくなってしまいます。夏は直射日光を避けた明るい日陰で管理しましょう。暑さに弱く、30℃を超すと生長が止まり、下手をすると枯れてしまうことがあります。風通しをよくしてできるだけ温度の上昇を抑えましょう。多湿を避けるため、雨の当たらない場所を選ぶのも大切です。
環境の変化に敏感な植物で、置き場所をずらしただけでも生育に影響を与えることがあります。特に開花中に移動させると、花が早く咲き終わることもあります。
水やり・肥料 ポイント
茎が太く多汁質で、乾燥に強い性質です。逆に水をやりすぎると根が腐ってしまうケースが多いので注意しましょう。土の表面が白く乾いてからたっぷりと与えます。葉や花に水をかけるとそこから病気になることがあるため、そっと与えます。
肥料は薄めの液体肥料を生育期間中(芽が出て地上部分が枯れるまで)月に1~2回与える程度で。真夏は暑さで弱るので、与えない方が無難です。肥料が多いと腐って枯れることがあるので気をつけましょう。
用土
水はけのよいものが適しています。赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用します。
植え替え・植え付け
球根の植え付けは4月頃が適期です。植え付けは芽が隠れる程度の浅植えにします。球根を植え付けてから約3ヶ月で開花します。
暑さが来るまでにたくさん花を咲かせたい場合は、2月頃に球根を植え付けて室内で、できるだけよく日に当てて育てます。5℃以上気温があれば芽を出すので、寒さに気をつけて管理します。
ふやし方
球根は増えないので、タネをまくか、一部品種はさし芽でふやすことができます。
かかりやすい病害虫
害虫 ウドンコ病
ウドンコ病は白いカビのようなものが付く病気です。殺菌剤を散布して症状の拡大を抑えます。
まとめ
水、肥料のやり過ぎに気をつける
環境の変化に敏感なので、できるだけ移動させない
直立性タイプは支柱を立てる
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