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花もきれいなハーブ

ベルガモット(モナルダ)

ベルガモット
科名:シソ科
学名:Monarda didyma
別名:タイマツバナ
原産地:北アメリカ
草丈:60cm-1.5m
開花期:7月~10月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

〔〕内は学名、M.はMonardaの略

ベルガモット(モナルダ)とは

北アメリカ東部原産、毎年花を咲かせる多年草です。属名のモナルダの名前で呼ばれることもあります。葉っぱの香りが、紅茶のアールグレーに香り付けで用いられる柑橘類のベルガモット(ベルガモットオレンジ)に似ているので、この通称で呼ばれています。属名はスペインの植物学者モナルデスの名にちなみます。ハーブとしてよく知られ、葉が料理やお茶に利用されます。花もきれいなので、花壇や切り花にも向きます。

主な開花期は初夏~秋で花色は鮮やかな緋色です。花は茎の先端にぐるりと密に咲き、その姿と花色から、タイマツバナの和名があります。日本にはいつ頃に入ってきたか不明ですが、昭和初期の図鑑に載っているので、その頃には知られていたようです。

草丈は60cm~1.5m、葉っぱは先端のとがったタマゴ型で、縁はギザギザになります。園芸品種には、紫やピンク、白の花を咲かせるものもあります。

ベルガモットの仲間

ワイルドベルガモット
ワイルドベルガモット
北アメリカ~メキシコにかけてベルガモットも含めて12種が知られています。ハーブとして利用されるものもあります。

レモンベルガモット〔M. citriodora〕
茎をぐるりと囲むように階層状に花を咲かせる一年草で、花の持ちがよいので、ドライフラワーやポプリに利用されます。

ワイルドベルガモット〔M. fistulosa〕
花色はピンクで、ヤグルマハッカとも呼ばれます。他の種と掛け合わせた雑種が栽培されています。

モナルダとベルガモット

ベルガモットはモナルダ属のの1種であるモナルダ・ディディマを指します。モナルダと呼ぶとベルガモットを含むモナルダ属すべての種を指します。

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