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ペディランサス(ダイギンリュウ)の育て方

ペディランサストウダイグサ科 学名:Pedilanthus(= Euphorbia)用途 鉢植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ややよわい:5℃~7℃)

扱いとしては観葉植物、もしくは多肉植物です。茎は多肉質で節ごとにジグザクに伸びる姿がおもしろく、その姿からジグザクプラントやデビルズバックボーン(悪魔の背骨)の別名があります

栽培カレンダー
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植え付け
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肥料
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季節・日常の手入れ
日当たりの悪い場所に置いていると、どうしても茎がひょろひょろと間延びしてしまいます。そのような場合は切り戻りを行います。切り戻しをして新しい芽を出させることによってバランス良く仕立て直します。切り取った茎はさし木に利用できます。さし木などについては「ふやし方」の項を参照にしてください。

日当たり・置き場所
一年を通して日当たりの良い場所を好みます。日によく当てることによって葉の色も鮮やかでキレイになりますし、茎の節と節がつまったがっしりとした株になりジグザクの茎が姿良くなります。

寒さには弱いので、冬は室内で育てます。5℃以上、できれば7℃程度の気温が保てるようにしましょう。本来は常緑ですが、日本では寒さで生育が緩慢になって水分の吸収が悪くなり、秋に紅葉して、冬に葉を落として休眠します。休眠期もできるだけ明るい場所に置いてあげましょう。

水やり・肥料
茎が多肉質で乾燥に強いように見えますが、あまり乾燥させると冬でなくても葉を落とすことがあります。土の種類にもよりますが、極端に土がじめじめしていない限り夏は毎日与えてもかまいません。春、秋は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにします。冬は落葉して、休眠状態になると水の与えすぎで枯れてしまうことがあるので、土の表面が乾いてから3~4日待って、水をやるようにすれば失敗が少ないです。

肥料は固形の観葉植物用の肥料などを生育期、2ヶ月に1回程度与えておけばそれ以上は必要ありません。逆に与えすぎると良くないので、 気を付けましょう。冬は一切肥料は与えません。また、春も新芽が出てくるのを確認してから与えるようにします。

用土
水はけの良い土が適していますので、川砂を主体としたものが根ぐされなどの失敗も少なく、使いやすいのではないかと思います。川砂を4割、腐葉土と赤玉土を3割程度混ぜた土がよいでしょう。

植え替え・植え付け
鉢の底から根が出てくるような根づまり状態になったら植え替えが必要です。茎が長く伸びてバランスが悪くなった場合も鉢が倒れやすくなりますので植え替えた方がよいでしょう。だいたい2年に1回くらいを目安にしましょう。

ふやし方
さし木でふやすことができます。切り戻しを行った際の茎を利用すると無駄がありません。10cmくらいに切った茎をさし穂にします。切り口から出てくる樹液を良く洗い流して、切り口を乾かします。このとき切り口を乾かさないと土に挿したとき、そこから雑菌などが入って腐ることがあるので注意します。挿す土は川砂などがよいでしょう。

半日陰で管理すると1ヶ月くらいで根が出ます。鉢植えにする場合は根が出たものを3~4本まとめて植えると鉢植えとしてバランスが良くなります。

また、さし穂を5cmくらいの短めにして、根が出たら小さめの鉢に植えてミニ観葉として楽しむこともできます

かかりやすい病害虫
コナカイガラムシ ハダニ

コナカイガラムシは葉や茎に付着して吸汁し植物を弱らせます。また、直接な被害だけでなく排泄物からスス病が繁殖します。スス病自体は植物に直接害を及ぼすものではありませんが、葉が黒くなり見た目が悪くなり光合成も妨げられます。コナカイガラムシは他のカイガラムシと違ってこすり落としてもはい上がってくるため薬剤での駆除が基本です。

ハダニは高温で乾燥する時期に発生しやすい害虫で葉について吸汁します。 水のある環境に非常に弱い性質があるので、夏は水やりとは別に葉や茎にも霧吹きなどで水をかけて発生を予防しましょう。発生が見られたら殺ダニ剤で駆除します。

まとめ 
葉の色つやを良くするためにも日光によく当てます
冬は5℃~7℃の気温を保つ
冬に落葉しても枯れたと思って捨てない(休眠している)

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