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フォザギラ・マヨール
フォザギラ・マヨール
画像:けえ企画
科名
マンサク科
学名
Fothergilla major
原産地
北米
草丈
1m〜1.5cm
開花時期
6〜9月
栽培難易度
★★★☆☆
(あまり手間がかからない)
フォザギラ・マヨールって?
 北米原産の落葉性低木で、4月ころ芽吹きの前に花を咲かせます。花は糸のような細長いものが枝を覆うようににまとめて付き、そのかたちはさながら「白いブラシ」のようです。花は枝の先に付きます。
 高さはさほど大きくならず、自然と株立ち(※)状になります。花付きのよい「マウント・エリー」など園芸品種もあります。
※株立ち
根元から3本以上の幹が立ち上がった樹木。状態そのものを指すこともある
葉は小さな楕円形で、マンサクの葉に形が似ています。秋の紅葉も美しく、花と紅葉の2つを楽しめる花木です。

育て方メモ
最高温度 使用用途
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花の咲く時期    
 
     
植えつけ時期                
肥料の時期                  
----- ◎地植え
◎鉢植え
耐寒温度
耐寒性強い
生育適温
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■古い枝を間引く
 花の咲き終わったあと4月頃に、枝の若返りを図るため古い枝を間引くような感じで株もとあたりから切り落とします。そうすることでシュート(地際からでてくる勢いのある若い枝)が出てきます。
 また、株の中までしっかりと日が当たるように枝が混み合った部分や樹形を乱しているような枝も間引きます。どちらかというと自然に樹形がまとまる花木ですので、剪定作業(枝の切り戻し)はさほど多くないと思います
■やや湿り気を好む
 やや湿り気のある土を好み、乾燥させると葉焼けを起こしてしまいます。鉢植えのものは、夏場特に乾燥させないようにしっかりと水やりをしましょう。庭植えのものは自然の降雨だけで充分育ちますので、根付いてしまえば特に水やりをする必要はありません。
■日当たり
 日のよく当たるところから半日陰の所まで特に問題なく育ちますが、秋に美しい紅葉を楽しみたい場合は日当たりのよい場所で育てます
■肥料は年3回
 肥料は年に3回施します。3月と10月は油かすやゆっくり効くタイプの化成肥料を、6月はリン酸分の多い肥料を与えます(※)。 量が過ぎると肥料焼けを起こしてしまうこともあるので、全体的に量は控えめに します。また、同じ理由で速効性の肥料よりもゆっくり穏やかに効くタイプのもののほうがよいようです。
※6月はリン酸分の多い肥料を与えます
フォザキラの花芽は夏頃に体内で形成されます(花が咲くのは翌年の春ですが)。花芽を作るには肥料の中でもリン酸分が一番必要となります。そのため6月頃に準備としてリン酸分の多い肥料を施しておきます。翌年の花付きをよくするための大切な肥料です。ゆっくりと穏やかに効くタイプの肥料をあらかじめ与えるのがポイントです(効き目が出てくるまで多少時間がかかるので)。
■ふやし方
 さし木でふやすことができます。適期は6月〜7月でその年伸びた新しい枝先を7〜8cmくらいの長さに切り取り湿らせた赤玉土に挿します
■寒さに強い
 寒さに強く、北海道の一部、本州、四国、九州で植裁可能です

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