プラチセリウム(ビカクシダ)の育て方
ウラボシ科 学名:Platycerium用途 鉢植え 板付け 自生環境では樹木の幹に張り付いて生育します。栽培する際は、ヘゴ板などに貼り付けて吊すことが多いです。独特の姿や雰囲気から、園芸では観葉植物として親しまれています |
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植え付け |
肥料 |
季節・日常の手入れ ポイント
黄色くなった葉をこまめに取り除きます。
日当たり・置き場所
日のよく当たる場所で管理しますが、強い直射日光を嫌うので真夏は午前中は日が当たるが午後からは日陰になるような場所で管理します。高温多湿を好み、20℃以上の気温があればよく生長します。室内でずっと飾っておくと日照不足で実葉が縮れてくるので注意。
品種によって越冬温度が異なりますが、美しい葉を維持するためには10℃以上の気温が必要です。品種によっては5℃くらいの気温でも冬越しは可能です。いずれにしても室内の日当たりの良い場所で管理しましょう。
水やり・肥料
水やりは冬場は週に1回くらいで充分ですが生育期の春から秋にかけては2~3日に1回たっぷりと与えます。水をやるときは外套葉の裏側に水やりをします。鉢植えの場合は鉢ごと水を入れたバケツにつけてもいいでしょう。
肥料は生育期に2~3回、ヘゴ板に付けている場合は、固形肥料をうすい布に包んで外套葉の裏側にぶら下げます。鉢植えの場合は液体肥料を10回に1回くらいの割合で与えます。
用土
鉢植えの場合も、ヘゴ板や焼き板に張り付ける場合も水ゴケを使用します。
植え替え・植え付け
一度植えてしまったら植え替えの必要はありませんが、大きくしたい場合はヘゴ板や鉢を生長に応じて大きくしていきます。適期は5~8月です。
ヘゴ板仕立てにする場合は、外套葉の中に水ゴケを詰めて、ヘゴ板に苗を密着させてずり落ちないように麻なわで軽く縛り付けます。
鉢植えにする場合は鉢の底から3分の2のところまで鉢かけ(素焼き鉢を砕いたもの)や発泡スチロールを大きく砕いたものをいれて、半球状に水ゴケを盛りその上に苗を置いて麻なわなどで鉢ごと縛って固定します。1ヶ月後くらいから外套葉が鉢を覆うように生育をはじめたら成功です。
ふやし方
株分けでふやすことができます。親株の外套葉の下から子株がでてきます。子株の実葉が3枚以上出ていれば、切り取って鉢に植え付けます。
かかりやすい病害虫
特にありません。
まとめ
鉢植え以外にもヘゴ板や焼き板に張り付けて育てることもできる
真夏以外はよく日光に当てる
特に植え替える必要はない
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