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ブッドレアの育て方

ブッドレアフジウツギ(ゴマノハグサ)科 学名:Buddleja davidii 用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよいほう)

いくつかの品種が花木として栽培されていますが、もっとも広く親しまれているのは中国原産のダヴィディー種です。園芸でブッドレアというと、本種とその園芸品種を指すことが多いです。

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
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植え付け
    バー バー                
剪定
  バー バー                  
肥料
  バー バー バー バー バー バー バー バー    

季節・日常の手入れ ポイント

基本の剪定
全体の枝を短く切り戻す、刈り込み剪定が基本となります。多少短めに切ってしまっても暖かくなると枝が伸びてくるので大丈夫です。また、細い枝に花がつくと花の重さで枝が折れることがあるので細い枝も切っておきます。

適期は落葉期で、芽を吹く少し前、2月から3月頃がよいでしょう。その年に伸びた新枝に花芽を付けるので「枝を切ったために花が咲かない」と言う失敗はないです。

その他の剪定
あまり茂って全体のバランスと風通しが悪くなるようなら、突出して伸びている枝(徒長枝)を夏頃に切ってしまってもかまいません。

株元から「ひこばえ」と呼ばれる勢いの強い枝が出ることがあります。ほおっておくと伸びてきて邪魔になるので見つけ次第切り落としてしまいましょう。

花後の処理
花が終わった後はこまめに花がらを掃除しましょう。そのままにしておくとタネができて栄養がそちらに行ってしまいますので花が終わったら枝先を切ってしまいましょう。こまめにこの作業をすることが長く花を楽しむコツです。

日当たり・置き場所
一年を通して日当たりのよい場所で育てましょう。暑さ、寒さともに強く、北は道南まで植栽可能です。高冷地の方が夏の花色は冴えるそうです。

水やり・肥料
性質が丈夫ですが、水のやりすぎによる過湿には注意しましょう。やや乾燥した土壌を好むので、鉢植えは、土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えるようにします。地植えにしているものは一度根付いてしまえば特に水を与える必要はありません。

植え付ける際に土にあらかじめ肥料を混ぜ込んでおきます。追加の肥料は月に1回液体肥料を水やり代わりに与えます。冬は肥料は与えません。土にあらかじめ混ぜておく肥料はリン酸成分の多く含む骨粉などが適しています。リン酸は花付きをよくしたり生育初期に多く必要な成分です。

用土
赤玉土6:腐葉土3:川砂1の割合で混ぜた土など。水はけがよくて肥料保ちがよければとくに選びません。

植え替え・植え付け
地植えは一度植えてしまえば植え替える必要はありません。鉢植えは生育旺盛で根づまりしやすいので、1年~2年に1回ひとまわり大きな鉢に植え替えます。植え替えの適期は3~4月頃。苗の植えつけも同時期です。

ふやし方
さし木でふやすことができます。6月~7月に、その年伸びた枝の先端を10cmほどの長さに切り取り、川砂や赤玉土に挿します。完全に乾かさないように時々水をやり、明るい日陰で管理すると早ければ半月くらいで根がでます。過湿にすると根が出る前に枝が切り口から腐ってくるので水はけのよい用土を用います。根が出た枝は秋口にポットや小鉢に植え替えます。

かかりやすい病害虫
コウモリガ(幼虫) アブラムシ

コウモリガの幼虫は幹に穴を開け内部に潜り込み、食い荒らす害虫です。最悪の場合は木を枯らしてしまいます。木の内部に潜り込んでしまうので薬剤が届きにくく、有効な薬剤はあるものの駆除するのはなかなか難しいやっかいな害虫です。

アブラムシは主に新芽や茎、つぼみなどに付きます。吸汁して植物を弱らせるので早めに駆除しましょう。

まとめ 
過湿が苦手で、乾燥気味の土壌を好みます
基本の剪定は刈り込み、時期は落葉期です
咲き終わった花はこまめに切り落とします

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