見つめるブルーの眼
ブルーキャッツアイ(オタカンサス)
科名:ゴマノハグサ(オオバコ)科学名:Otacanthus caeruleus別名:ブラジリアンスナップドラゴン原産地:ブラジル南部草丈:50cm~80cm主な開花期:10月~12月
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ブルーキャッツアイ(オタカンサス)とは
ブラジル南部原産の、毎年花を咲かせる多年草です。1990年の大阪花博で導入され、普及するようになりました。自然環境下での開花期は主に秋ですが、鉢花は初夏~秋まで出回ります。温室では夏から咲いているものを見かけるので、温度があれば季節に関係なく開花するのかもしれません。
草丈は50cm~80cm、葉っぱはタマゴ型で茎の左右同じ位置に付く対生です。茎の先端近くの葉の付け根から1輪ずつ花を咲かせながら、上に伸びていきます。花は唇型で2枚の花びらが上下に開きます。色は青紫で真ん中の部分が白くなります。
花姿をネコの目に見立てて、ブルーキャッツアイの名前があります。ブラジリアンスナップドラゴンの別名があります(スナップドラゴンはキンギョソウの英名)。
育て方
栽培カレンダー
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
開花期 |
植え替え |
肥料 |
置き場所
日当たり~明るい日陰で育ちます。霜に当たると葉は枯れますが、根を凍らせなければ、春に復活します。冬越しに不安があるなら、冬は室内の日当たりで育てます。耐寒温度はおよそ0℃~5℃です。夏は蒸れないよう、風通しのよい場所へ。
水やり・肥料
水、肥料ともやり過ぎはよくありません。
ある程度湿潤な土壌を好みますが、常に湿っているような環境はよくないです。水やりは、土の表面が乾いてから与えるようにします。
肥料は春~秋の生長期に、薄めの液体肥料をときどき与えます。
植え替え・用土
植え替えの適期は3月~4月です。土は水はけと水保ちのよいものが適しています。市販の鉢花用培養土などを利用します。
手入れ
あまり自然に枝分かれしないので、茎が伸びてきたら切り戻して、枝分かれを促します。そうして枝数を増やすことで、バランスよく茂ります。また、花はそれぞれの茎頂あたりに咲くので、枝数が増えると結果として花はたくさん付きます。
ふやし方
さし木でふやします。適期は5月~6月、もしくは9月です。
病害虫
春~秋はアブラムシやハダニに注意します。
ポイント
・耐寒温度は0℃~5℃
・水と肥料はやりすぎない
・切り戻して分枝を促す