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果実の姿と色のコントラストがユニーク

ミッキーマウスノキ

ミッキーマウスノキ
科名:オクナ科
学名:Ochna serulata
別名:ミッキーマウスプランツ
原産地:南アフリカ
樹高:1.5m~2.5m
主な開花期:5月-8月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

〔〕内は学名、O.はOchnaの略

ミッキーマウスノキ(オクナ・セルラタ)とは

ミッキーマウスノキの花

南アフリカに分布する低木で、正式な名称はオクナ・セルラタと言います。春~夏にかけて、2cmほどの黄色い花を咲かせます。花後も雄しべが残り、萼片が赤く色づいて盛り上がって中心部(花床)に光沢のあるやや縦長で球形の果実(石果†)をつけます。果実は最初緑色で、熟すと黒くなります。果実やがく片の色合いや姿からミッキーマウスノキの名前があります。葉は長楕円形で長さ4cmフチに細かいギザギザがあります。

別種のオクナ・キルキーは花や果実がそっくりで、こちらもミッキーマウスノキと呼ばれることがあります。実付きがよいので鉢花として普及しています。キルキーは東アフリカ原産で、高さ4mくらいになり、花や葉も少し大きいです。

属名のオクナはギリシア語のオクネ(ochne:野生のナシ)に由来し、葉っぱの形が似ているところからきています。

†石果(せきか) 中心にかたい殻で覆われたタネが1つ入った果実で核果(かくか)とも呼ばれる。代表的なものにモモやウメがある。

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