ミッキーマウスノキ(オクナ・セルラタ)の育て方
オクナ科 学名:Ochna serulata用途 鉢植え 南アフリカに分布する低木で、正式な名称はオクナ・セルラタと言います。花後も雄しべが残り、萼片が赤く色づいて盛り上がって中心部(花床)に光沢のあるやや縦長で球形の果実をつけます |
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開花期 |
植え付け |
肥料 |
季節・日常の手入れ ポイント
樹型が自然に整うので、特に枝を切る必要はありませんが、伸びすぎた枝は全体のバランスを考えて切り戻しを行います。
日当たり・置き場所 ポイント
日当たりのよい場所を好みますが耐陰性があるので、明るい日陰でも充分育ちます。暑さには強いですが、耐寒性はありません。木が生長すると5℃くらいの寒さにも耐えますが、できれば冬は10℃~13℃の気温を保った方が無難です。
本来は常緑性の植物ですが10℃を切ると落葉します。落葉しても5℃~7℃程度保てれば春にまた芽を吹きます。冬は室内の日当たりのよい場所に取り込みます。
水やり・肥料
外見から案外乾燥にも耐えられそうな感じですが、実は水切れに弱い。一年を通して水切れさせないように気を付けましょう。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。夏場は乾きやすいので注意が必要です。
春~秋の生育期間に固形の油かすを2~3回土の表面に置くか、液体肥料を月に2回程度与えます。冬は15℃程度の温度が確保できる場合は与えてもかまいませんが、基本的に与える必要はありません。
用土
水はけがよく肥沃な土が適しています。赤玉土(小粒~中粒)6:腐葉土もしくはピートモス3:川砂1の割合で混ぜた土を利用します。
植え替え・植え付け
植え替えの適期は生育期間中の5月~9月です。鉢の中に根がまわって根づまりをおこすと生育に支障を来すので数年に1回、一回り大きな鉢に植え替えましょう。
ふやし方
タネをまき、さし木でふやすことができます。
かかりやすい病害虫
害虫 カイガラムシ
カイガラムシは大きくなると薬剤が効きにくいので、早めに薬剤を散布して駆除するか、古い歯ブラシなどでこすり落とします。
まとめ
寒さに弱い、10℃を切ると落葉し、5℃以下では枯れる
水切れに弱いので、極端な乾燥に注意する
日当たり~半日陰で育つ