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モロヘイヤの育て方

モロヘイヤシナノキ科 学名:Corchorus olitorius  用途 野菜
難易度 バー バー バー バー バー(やさしい)

栄養豊富な夏の緑黄色野菜です。主に若い茎葉を食用とします。夏の高温下で元気に生長します

栽培カレンダー

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タネまき
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植え付け
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収穫
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栽培の流れ
高温多湿でよく育つ夏の野菜です。春にタネをまいて苗を作り、梅雨頃に定植し、夏~秋に収穫する流れが一番作りやすいでしょう。

タネまき
発芽適温は25℃~30℃と、かなり高温です。早まきは失敗のもとです。まきどきは4月下旬以降です。ビニールポットにまいて、最終的に1ポットに1本になるよう、間引きながら苗を作ります。発芽後の生長はゆっくりですが、気温が高くなって株がある程度育つと、その後はぐんぐんと生長します。さほどたくさん育てるのでなければ、ポット苗を購入した方がラクです。

植え付け
植え付けの目安本葉が5~6枚の苗に生長したら畑やプランターに植え付けます(定植)。植え付け間隔は30cm~40cm、畝の高さは5cm~10cm程度とします。植え付けの1週間前に化成肥料と苦土石灰、堆肥を混ぜ込んでおきます。

プランターの場合、市販の培養土を使います。元肥の入っていない土は、化成肥料を混ぜ込んでおきましょう。

水やり・追肥
水と肥料が足りないとよく育ちません。乾いてきたらたっぷりと水を与えましょう。 特に鉢やプランターは夏に乾きやすいので注意。

追肥は植え付け1ヶ月後から月2回、化成肥料を施して土寄せします。プランターの場合、週1回液肥を与えてもよいでしょう。

手入れ
植え付けの目安草丈が30cm~40cmに育ったら、茎を先端から3~4節の位置で摘みます(摘心)。そうすることで下の方から茎が伸びてきて茂り、たくさん収穫できるようになります。

収穫
食用部分は若い茎葉です。先端から10cm~15cmの位置で茎を摘んで収穫します。育ったものから順次収穫していきましょう。花が咲くと茎葉がかたくなるので、こまめに摘み取ります。

注意事項
花後にできる果実やタネには毒があります。果実ができないよう花をこまめに摘むか、できた場合は収穫時に混ざらないように気をつけます。

利用
1.茎から葉をとります。

2.「1」でとった葉をさっと茹でて水にさらしてアクを抜きます。

3.よく水気を切ります

おひたち、和え物、刻んでスープなどにします。茹でておくと、冷凍保存できます。茎はかたいので使わないことも多いですが、筋張っていない部分は葉より長めに茹でてやわらかくすると問題なく食べられます。

ポイント
・発芽適温が高いので、早まきは禁物
・肥料と水を充分与える
・果実やタネには毒性があるので気をつける

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