- 科名
- シソ科
- 学名
- Westringia fruticosa (=W.rosmariniformis)
- 別名
- ウェストリンギア
- 原産地
- オーストラリア南西部
- 大きさ
- 1m~1.5m
- 主な開花期
- 4月~10月
- 耐寒性
- つよいほう
※霜に注意 - 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
こんな植物です
オーストラリア原産の常緑性低木です。細長い葉や花のかたちが同じシソ科のローズマリーに似ているところからこの名付けられました。ローズマリーは茎葉に芳香があるハーブですが、この植物は姿形が似ているだけで芳香はありません。
開花期間は春~秋、淡い紫色の小花を咲かせます。よく枝分かれして細い棒状の葉をたくさんつけ、株は全体的にこんもりふんわりした、優しげな姿になります。
プロスタンテラ(ミントブッシュ)と近い仲間の植物で、プロスタンテラの一部品種は性質の丈夫な本種を台木にして接ぎ木で育てられることがしばしばあります。接ぎ木は主に根が弱い品種に対して行われることが多いです。
育て方
- 耐寒温度は5℃以上
- 過湿をきらう
- 夏は乾かしすぎないよう、水やりに注意する
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
さし木 | 5月~6月 / 9月~10月 |
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肥料 | 5月~6月 / 9月~10月 |
日常の手入れ
春が開花のピークですが、もともと四季咲き性の強い植物で、春~秋まで花を咲かせます。植え替えや切り戻しなどの作業は花が一旦ひと休みする5月頃が適期です。
日当たり・置き場所
日当たりのよい場所でよく育ちます。梅雨時期はできるだけ雨に当てないように鉢植えは屋根のあるところに移動させます。
耐寒温度は5℃以上、冬は霜と寒風を避けられる場所に置きます。
水やり・肥料
水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。過湿状態にすると根腐れを起こしやすいので、水のやり過ぎに注意しましょう。かといって、極端に乾かすと生育が衰えます。特に夏は乾きやすいので毎日水やりを行います。冬は生育が鈍くあまり水を必要としないので、水やり回数を減らして多少乾かし気味にします。
肥料は春と秋の年2回、固形の油粕を株元に施します。
かかりやすい病害虫
とくにありません。
植え付けと用土
過湿を嫌い、水はけの良い土壌を好みます。
ふやし方
さし木でふやすことができます。適期は春5月~6月、秋9月頃です。