カトレアに似た花
レリア(ロックレリア系)
科名:ラン科学名:Laelia原産地:メキシコ ペルー ブラジル草丈:10cm-50cm開花期:2月~7月栽培難易度:
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レリア(ロックレリア系)とは
レリアは中南米に約50種類が分布するランで、樹木や岩肌にへばりついて生活します。見た目や性質はカトレアに非常に近い近縁種でレリアとカトレアを交配させた「レリオカトレア」という人工属(人の手によって交配して作られた自然界にはない属)もあります。
どちらかといえばカトレアより丈夫で育てやすいものが多いです。樹木などについて生活するブラジル原産の大型種=「ブラジル産大型系」と岩石などに張り付いて生活する種=「ロックレリア系」の2つの系統に大きく分けられます。
ロックレリア系は小~中型のものが多く、場所も取らず耐寒性も強く、ランの中でも育てやすい部類に入ります。それに比べるとブラジル産大型系は耐寒性も弱く強光線にも非常に弱いので育てにくいです。
主な種類
クリスパタ〔L.crispata〕
ブラジル原産。標高400m~500mの岩場に自生します。花の大きさは4~5cm、全体が淡紅色で中心の部分が淡い黄色になります。
ルベスケンス〔L.rubescens〕
メキシコ・グアテマラなどの標高800m以下の樹木や岩場にくっついて生活します。花の色は淡い桃色で中心部分が濃い紫色になります。
レギナエ〔L.reginae〕
ブラジル産の小型品種。花の大きさは約3cm、花の色は淡いピンク~紫。春咲き。
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