リナリア(ヒメキンギョソウ)の育て方
ゴマノハグサ(オオバコ)科 学名:Linaria 用途 鉢植え 露地植え 園芸で広く栽培されているのは地中海沿岸のビパルティタ種やモロッコ原産のマロッカナ種、そしてそれらの雑種です。キンギョソウを小さくしたような花姿なので、ヒメキンギョソウの名前でも親しまれていますが、同じ仲間ではありません。 |
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開花期 |
植え付け |
剪定 |
肥料 |
季節・日常の手入れ ポイント
花が一通り咲き終わったら、茎を半分くらいに切り戻します。そうすると再びワキから花茎が伸びてきて花が咲きます。
日当たり・置き場所
日当たりの良い場所で育てましょう。室内に置く場合もできるだけ日当たりの良い場所を選びます。あまり日当たりが悪いと茎がひょろひょろになり弱々しい株に育ってしまいます。
ある程度の耐寒性もあり、霜に気をつければ屋外でも越冬できます。
水やり・肥料
土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。過湿を嫌うので水のやりすぎには注意しましょう。冬場はあまり水を吸収しないため、水やりの回数を減らします。
植え付ける前に土にゆっくりと効く粒状の肥料を混ぜておきましょう。その後は追肥は特に必要ありませんが、葉の色が悪かったり生育が今ひとつの場合、様子を見て液体肥料を与えましょう。ただし、あまり肥料を与えすぎると茎が伸びすぎて花が咲く前に倒れてしまうので控えめにしましょう。
用土
水はけのよい土を好みます。赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂1の割合で混ぜた土を使用します。地植えにする場合、水はけの悪い場所なら川砂を混ぜ込んでおきましょう。もともと砂質の土の場所が理想的です。
植え替え・植え付け
一年草なので植え替えの必要はありません。
タネから育てる場合は、11月中旬頃までに植え付けを行うと、本格的な寒さが来るまでに充分に根が張り、霜の被害を受けにくくなります。苗を購入して植える場合は、できるだけ早く植え付けを行います。
ふやし方
タネまきでふやすことができます。まきどきは9月から10月です。タネは非常に細かいのでまず、鉢や箱にまいて苗が育ってきたら混み合った場所を間引いて5cmくらいの草丈になったら鉢や庭に植え付けを行います。光に当たると発芽しやすい性質なので、かぶせる土はごく薄くにします。乾かさないようにして管理しましょう。一度植えると花後タネが自然に落ちて毎年花を咲かせるくらい丈夫で発芽しやすい植物です。
かかりやすい病害虫
苗が小さいうちは立ち枯れ病になりやすいです。この病気にかかってしまうと苗が突然枯れてしまいます。土がじめじめしていると発生しやすい病気なので、水はけの悪い場所に植えたり、水のやり過ぎを避けましょう。
まとめ
小苗の時はやや乾燥気味にして、立ち枯れ病に注意します
タネから育てる場合、植え付けは11月中旬までに行います
日当たりの良い場所で育てます
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